赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20190711/昔住んでいた部屋の情報をたまに見てしまう

基本的にぼくは未練がましい。元来のそういう性格に加えて、老害たる懐かし感情の強化もあり、認知バイアスがかかって「昔はよかった」になりがちなリスクがあるため、これを意図的に「昔はよくない、昔はよくない」と逆方向に言い聞かせてバランスをとっている。

 

しかし性格は性格。どうしてもたまに過去関わったひとをfacebookで探してみたりmixiで探してみたりしてしまう。Twitterは過去のひとは多分見つからないが、いま身近な人は逆に敢えて見つけないように気をつけている(たとえば会社の人が「○○に旅行してきた」という話をしてたら、その時期に○○に言ってる人を探さないようにするなど。理由はプライベートなど知りたくないから)。小学校のときのクラスメイトと同姓同名が実家近くで大島てるに出てきたときはちょっとビビった。多分違う人だが。

 

 

akasofa.hatenablog.com

 

数年前に書いた日記に近い記事。これは自分の育った何も無い街を歩いた話。

 

人間にも未練がましいが、他にも子どもの頃に通ったスイミングスクールのホームページとか(まだ潰れずに残ってた!)、子どもの頃に通ったそろばん教室とか(潰れてた!)、そういうのを見て回ってしまう周期がある。

 

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通ってたそろばん教室のストリートビュー。廃墟だ。そろばんって今習う価値ってあるのだろうか。ぼく自身やっていたがある程度の級で伸び悩んだし、暗算も別にそこまで役立ってると思わないし、あまり数字に強くなった実感もないし。ケタ数の大きい見積り作ってる今のほうがよほど数字に強い。

 

……まあまあこんな感じなので、当然と言えば当然、今まで何度か住み替えた賃貸物件についても現状どうなっているだろう?とついチェックをしてしまうのだ。

 

東京に来て初めて住んだ江戸川区の部屋はまだ現存しているが、チェックした限りリフォームをしていた。以前、同人誌にこの部屋のことをマンガで描いたがちょっとした不可思議現象があって、そういうのもきっともう無いかも、と思ったりした。

 

2件目で住んだ部屋は色々とトラブった。大家さんは大変良い人だったのだが、管理会社がクソだった。クソすぎて裁判沙汰になった。

 

akasofa.blog130.fc2.com

この部屋を退去した際には敷金引きが明らかに異常だったため少額裁判をおこしたのだった。その顛末の記録も記事にしてある。この当時は賃貸物件のガイドラインができたかできないかくらいの時代で、スキあらばボッタくろうとする管理会社も沢山いたのだ。今もいるのかなと思ってググったらこの会社潰れずに現存していた。そしてその会社の管理物件としてまさにぼくが住んでいた部屋も載っていた。

 

 

 

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キッチンのクッションフロアにあるタバコで焦がした跡が残っている(当時はぼくもまだ喫煙者だった)。まだ床替えてないのか!と感動してしまった。いや、感動のタネって壮大な叙事詩とか大スケールの映像とかより、こういうこまか〜いところに落ちてるよねという話。

 

昔は良かった〜は努力で薄めているが、未練がましさは直らない。一生引きずることが沢山あるのです。