昨日息子に買ってあげたレゴ、二日がかりで完成させていた。フィグ(レゴの人形)と比較してその巨大さがわかるだろうか。
通常のおもちゃのレベルからすると異常に高いのだが、レゴはもともとが高いのでなんか妥当かな〜と思えてきてしまう怖さ。ただレゴは比較的売却するときにそこそこの値段も付くので、将来息子が飽きても大丈夫かも〜という考えはある。ただ東大のレゴ部のテレビを見て「入りたい」とか言ってたので是非そういう動機で構わないから東大に行って欲しいものだ。
自分で契約したものの契約書類は取り敢えず一通り目を通す主義(当たり前っちゃ当たり前だが)なので、先日契約した保険に関して資料を眺めていた。ぼくは基本的に保険は最低限主義なのでこれは無料で付いてくる保険である。
見ている中でやはり「保険の支払い対象外事例」というのが気になる。表向きのうたい文句とは裏腹に「これに引っかかったらダメ〜残念〜」というやつだ。というかこれがほぼ保険の本体といっても過言ではない。ガン保険だってガンなら何でもいいわけじゃないのよ?ひどいでしょ。
で、自分の見てるやつは疾病で働けなくなったら住宅ローンがチャラ的なやつなのだが、高額なリターンがあるだけあって内容はかなり厳しい。
「高度障害」という扱いも、たとえば両足失ったり、片手と片足を失ったりとかそういうレベルを定義している。極論、片足だけ失ってもそれはこの保険の定義上の高度障害ではなく対象外らしい。そういうときってどうせなら両足持ってってくれって思っちゃうのかなあ……想像もつかないが。
疾病に関してもこんな感じ。
このへんはまぁそもそも法的にもアレじゃね?っていうのも並ぶのでわかりますが……。
タバコでの精神障害も対象外! そういう例ってあるのかな。
このへんのココロの病気系統も全般ダメ(そういえばぼくは精神の病気に関して「おもしろ病」と表現することがありますが昔のネットの言い方なので他意は無いです)。
以前相談したFPの人にも「うつだけはなっちゃダメ!損だから」と再三にわたって言われた。そりゃなりたくてならないよとは思うが、そのコトバの意図としては「保険が無い」ことにある。精神の病気関連は現代の保険はほぼ適用外らしい。それって詐病とか医者の恣意的な診断でどうにでもなる、みたいな意味が裡にあるよね。
そんなわけで基本的にこの保険は入ってても入ってないようなものだな、と理解した。まあタダでついてきた保険だし、適用できればラッキーという程度でしょう。世の中こんなものばっかりですよ。甘い言葉ばかり信じると裏切りにあいます。最初から落とし穴があったり、簡単に反故にされたり。ああ悲しい。
そういえば会社の元同期は、会社で入れる生命保険の特約で持ち物の保険があったのだが(自分も入ってた)、その保険でスーツを破って買い替えた金を貰ってモトを取ったとか言ってた。そんな芸当がきくのか、とびっくりしたものだ。やはりこの世の中、無知が損するようにできているんだよなあ。