夕飯。富士そば。敢えてコロッケそばにしたその理由。
swarmというアプリがある。もともとFoursquareというアプリだったが、位置のチェックイン記録部分が分離したものだ。2012年前後くらいまではまあまあ使ってる人もいた気がするが今は位置チェックインみたいなのは位置ゲー系くらいなのだろうか。
自分は専ら阿佐ヶ谷の富士そばのカウントに使っている。他の出かけた場所なども以前は記録していたが、このご時世こんなのを記録してリアルタイムに公開するほどバカではない。
で、上記のキャプチャのとおり富士そば阿佐ヶ谷店のチェックインが400回に到達した。いつから富士そばに通うようになったか覚えてもいないが、400回ということは単純計算で週1回でも8年ほどかかる。さすがに超常連と言っていいだろう。
この400回チェックインを迎えるにあたって、今日は自分の中だけでとても入店に緊張し、一度本屋に寄って一旦落ち着いたりした。誰もにとってはただの平日だが、自分ひとりの中だけでは、まさに孤独の記念日である。少なくとも何らかの記録を取って400回もその店のそばを食ったというのは前人未踏ではないか。本来なら表彰されてもおかしくないくらいではないか。しかし周りの客も、店員も、誰も気付かない。自分の中でだけ食券を買った瞬間ファンファーレが鳴った。本当の店内のBGMは演歌だが。
「自分に取っては大事な日」が「大多数の他人には日常」という図式は幾らでもある。ある人にとっては人生をかけたテストの日、ある人にとってはとても大事な記念日、ある人にとっては祈りの日、しかし他人はそんなのお構いなしにケツをかきながらTVを見てシコって寝たりする。それがTHE WORLD。オチはない。
帰り、駅にネギが落ちていた。
撮りまくってしまった。
しかし観察していると、特に若い人が何人かネギを撮っていた!
そういう同人誌を出した人もいたな。
でもそれより昔にそういう記事を書いたこともある。
最近の若い人はSNS作法もSNS文脈もわかってきているのでネギがあれば撮るのだろう。でもぼくは撮らない人より撮る人のほうが好きだな。