「隅田川駅」と聞いたとき、東京暮らしの人は「そんな駅あったっけ?」となるのは自然な反応だと思う。それもそのはず、貨物専用駅で一般の人は通常縁の無い駅なのだから。
そんなレアな駅に年に1回だけ入れるチャンスがあるということで、行かないわけにはいかない。息子と二人で行くことにした。
とはいえこの手のイベントは基本的に鉄オタと鉄道好きな子どもを喜ばせるための家族連れでごった返す。Twitterで状況を注視していると昼くらいでも入場の行列が途切れないという情報があったので、敢えて閉場ギリギリの入場を狙ってアキバのヨドバシで時間を潰すなどした。
15時閉場で14時入場、これで行列ナシだったので正解だった気がする。ただ先着順とか物販系は諦める必要はあるが。隅田川駅イベントの名物は野菜の直売らしいが。
案内所や売店のブースがコンテナをそのまんま活用しているのが面白い。
まだまだ人はいるが、それでも大分落ち着いた雰囲気。隅田川駅全体からするとほんの一部の敷地のみだが、それでもかなり広い。
正直、もっと車両展示してくれても……と思うのだが、最近なんか鉄オタがトラブったりして規模を縮小気味みたいな話も見た。こうして自分の趣味のクビを自ら締めていく
スタイル、どこにでも見ますよね。
展示は2両のみ。こちらはEH500。(全身が無いのは人が多くて写り込むからです)
愛称が金太郎というのだけど、この金太郎の「無」な感じがかわいいですね。
こちらは愛称ブルーサンダーというEH200型。
ちなみにEHのEは電気機関車、Hは動軸数が8という意味です。
たとえば「DE10」という機関車もよく見ますが、これはディーゼルのDに動軸数5(ABCDEで5。HはABCDEFGHで8ね)と覚えましょう。はい覚えてもモテね〜〜〜。
トップリフターと呼ばれるコンテナを持ち上げる重機。このままトラックに積んだりできるようです。すごいね人間って。
もともとジャンルとして貨物列車が好きなのと、自分の住まいのあたりは貨物が全然通らないのもあって新鮮でかなり楽しかった(お住まいの地域によっては毎日のように目にするでしょうけど)。息子も満足していた様子だった。特にヤマトのトラックがJRのコンテナを詰んで近くの道路をウロウロしているのに反応していた(写真は無いです)。
最近、息子もあまり大人と変わらない食事もできるようになってきたし体力もついたしで、ほぼ普通に友達と遊ぶみたいに出かけられるのは助かる。娘より可愛がってるみたいに差を付けてるつもりはサラサラないのだが、体力差や子どもたちそれぞれのリクエストへの対応とかを考えるとこの家庭内別居みたいな状態になる。