赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20191013/台風一過

東京は台風だった。被害の状況はこれからどんどん報道等で見えてくるのだろうけど、ひとまず自分の財産や家族、身のまわりに関してはほぼ問題なしだった。

 

もしぼくが元気なウェブライターだったら台風19号の被害を最小限にするために各インフラがどんな対応を取ったかを取材したい。何の仕事もなくたまたまこれだけでした、なわけがない。もっとインフラの人を褒めてやってほしい。街を守ったヒーローたちは常に"無名"なのだ。辰井さんかヨッピーさんマジで頼む……。

 

 

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サザンのTSUNAMIは3.11のとき自粛ムードになったけどフジファブリックのTAIFUはあまりそういう話は聞かないな。

 

 

 

台風上陸前の土曜日午後、電車が30分に1本くらいに絞られてる状況(それでもうちの実家最寄りよりは本数が多いんだけど)でちょっと必要があって買い物に出た。

土曜日は交通機関もストップ、殆どの店も臨時休業、と東京に住んで20年になるがここまでの状況は初めてだ。駅前に行ったらタクシーが数台停まっていたものの、殆ど人がいなかった。土曜の午後とは思えないし、逆にここまでの状況だとみんなちゃんと(?)家に篭もるのだなあという感動もあった。

 

 

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阿佐ヶ谷駅のゴンチャも休み。のどごし生の段ボールが「映え」る。

 

 


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ローソンも休み。なおファミマは営業していたので助かった。

 

 

 


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24時間営業のマクドナルドも休み。この店は以前のゲリラ豪雨で浸水したことがあるので一層慎重なのかもしれない。

 

 

 


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同じく24時間営業の西友も休み。イトーヨーカドーは前日から休みを発表していたが西友も追従した様子。

 

 


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ファミマで要りようなものとちょっとの備蓄品を補充した。パンやカップ麺は売り切れだったが、普通の飲み物なんかは普通にあった。

 

 


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ネパール人のカレー&ケバブ屋は普通に開いていた。客はもちろんゼロだけど。これはどちらかというと多分住居を兼ねてて閉める理由も無いって感じじゃないだろうか。

 

 


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チューハイの空き缶が丁寧(?)に立てて捨ててあった。こんな状況だと飲むしかないというのはよくわかる。

ぼくは家で子どもの相手をしつつ、switchでプレイできるようになった『moon』を始めた。未プレイなので楽しみ。

休日、特に良い天気の日だとついつい「外に出ないといけない」無言のプレッシャー?のようなものを感じてしまうこともあるが、今日は出かけようにもでかけられない。これほど「何もしないをしてるんだよ」のプーさんイズムを堂々と実践できる日も無い。家でダラダラしていて、「でかけなきゃ」の焦りがゼロという気楽な自分に気付いた。

 

 

21時頃に最も風雨が強くなり、22時過ぎには収まってきたと思う。0時くらいには月も出たりして完全に終わった感じになったので散歩してきた。

 

 


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木の枝が折れたり葉がかなり散乱していたりしたが、基本的に甚大な被害は出ていないようだった。

 

 


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唯一営業していたラーメン屋は満席だった。「必要の無い店は休ませろ」的な言い方もよくあるが、一方でこの台風の中働いていた人たちや不安で過ごした人に対してはホッとする場でもあるよなあと。この店の店主もそういう意味で開けたのかも(土曜の午後はやっていなかったと思う)。

 

 

 

 

 


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駅構内。自分のように様子を見に来た人が何人かいるくらい。タクシーも少しは停まっていた。松屋や富士そばももちろん休み。

 

 

 


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散歩していたら何軒かの家や店では「米」の字に窓にテープを貼ったところを見た。何も無かった結果である今見ると「アホくさ」と思ってしまうかもしれないが、こういうのはビビりすぎくらいでも丁度よいのだとも思うし、そういう「アホくさ」みたく思ってしまう心を恥じたい。それは中州ドキュンの思考だから。

 

息子(5歳)は結構怖がりなので、台風に加えて地震が来たタイミングでいよいよ泣いてしまった。娘(2歳)はナンノコッチャとマイペースだが。風で家がビリビリし始める前に早めに寝かしつけた。台風一過の日曜日は快晴。いよいよ台風がしぶとかった夏を連れ去ってくれただろうか。