赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20191107/ジョーク/子の意志/スパルタンX

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5歳の息子が描いたジョーク。「笹の葉」って書いてあるのにクリスマスツリーなのがおもしろい、という。おお、ちゃんと「ハズし」をしている! ただ単にウンチとかオナラとか言うのではなくて、言ってることと指してるモノが違うでしょ、だからおもしろいでしょ、というジョークを発しているのだ。

 

 

最近特に思うのは、そんな感じで子どもはほっといても勝手に育っていくし勝手に学んでいくし、むしろこちらの想定をバンバン上回っていく、ということだ。どうしても育成ゲームのように想定の範囲でしか育たないし、フラットに育て方にモロに影響してしまう、みたいな勝手な思いこみもあったが(なにせ子育ては初めてなもので…)、まったくそんなことは無い。彼らは彼らなりの人格・意志があるし、彼らなりにもう親に対する取り繕い、嘘、ごまかし、気遣いなども含めてやれているはずだ。彼らが言っていることだけが真実ではないし、彼らが発することばが真意とは限らない。親としてそういうことに気付かなければならないな。

 

あと息子、最近はカワイイ系の服や、シンカリオンの靴下を拒否してきている。カッコイイというか、普通の服じゃないと恥ずかしい、という感覚がかなり強くなってきたようだ。あと個人的にちょっとおもしろい服(白飯が描いてあるTシャツ程度だけど)をよく着せていたがそれもイジられるのがイヤだと結構拒否してくる(なので休日に着せる)。やっぱり彼ら5歳男児の世界なりの評価基準があって、そこでカッコイイ/ダサいという軸があり、息子もその世界で生きなければならないのだ。

 

2歳半の娘のほうは母親っ子なので、何かと世話をするのを母親指名して父親に対しては「来ないで!」などと言う。無理に世話をしようとするとキレたり泣いたりするので、気分が良いときなどだけは世話できるが、機嫌が悪かったりご指名にあずかれない場合は身を引くしか無い。こちらもやっぱり彼女なりの意志がある。

 

 

話を変える。先日公園で知らない母子が鉄棒の練習をしていたのだが、これがまあ酷かった。娘さん(小1か小2くらい)が前回りがまだできないようでその特訓に来ていたようなのだが、「周りはできるのにお前だけできないのは恥ずかしい」「今の歳なら普通できる」「やろうと思わないからやれない」みたいなディスり方をする。本当に可哀想だ。会社ならパワハラワード認定ですこれ。

ただ、以前自転車を息子に教えようとしたとき自分もヒートアップをしてかなりキツい言い方をして反省したので、そんな風に陥ってしまうのもわからなくはない。

自分が息子に自転車を教えたときは、そんな感じで(どちらかというとぼく自身が)ヤバかったので一旦練習を止めて仕切り直すことにした。でトレーニングバイクを買って二輪の感覚と楽しさをザックリ体験させ、それからもう一度挑戦した。結果、そんなに無理することなく、かつ楽しい気持ちで息子は自転車に乗れるようになれた。

自転車にしても鉄棒にしても子どもを泣かせながら教える親という風景はよく見る。あれは絶対にダメだと思う。と自分への戒めとして。