一人で街歩きをしていて、どうしても酒の店に入るのは引け目があった。入るときはリサーチしてご飯を用意してるか(食事もウェルカムなのかなど)やノンアルコールのドリンクがあるかなど調べたりしていた。どうしても厳しそうな、飲まないのに来るのかくらい言われかねなそうなところは遠慮していた。
https://hyenasclubs.org/?p=19887
※昔こんな記事も書いた。
で、長年の宿題店だった、西成のやまきという店。いつもスルーしながらなんとか味わいたい…と願っていた。一緒に行ってくれる飲酒パイセンがいないかな…などとも。なんにしても皆ハイリキとかを飲んでるし、システムもよくわからないしで腰が引けていた。
結論から言うとそこらへんの焼き鳥屋と同じで一本から酒の有無抜きで食えるし持ち帰りもあるし勝手に焼けたのから食べろという感じで別に難しいことはなかった。最近鍛えた成果で、ちゃんとビールを飲んだ。たまたま隣に立っていた若いお兄さんがシステムを教えてくれたのが頼もしかった。裏メニュー?で普通にお茶も置いてると聞いた。なんだ、今まででも来れたじゃないか。お兄さんに教えてもらって、通常とちょっと様子が違うアブラ付き串をチョイスできた。知らない人と急にノーガードで話せるのは楽しいな。
タレに小銭を落とした人がいたのですくいあげるマスター。小銭のダシがよく出そう。そういうのを気にする感じの店ではない。実際誰も気にしない。
ヘラで見事に救出。
気持ちよくフラフラになりお兄さんとマスターにお礼を行って去った。途中で切り裂かれたエロ本を見かけた。
やまきから歩いて着いたのはきらく。何度もフラれて、やっと開いてるタイミングに再訪できた。
小皿のホルモンとご飯で300円くらい。ホルモンお代わりしても500円くらいでお釣りが来る。味も唯一無二でこんな美味いホルモンはなかなか無いと思う。
酔ってるせいもあってか、感情失禁的に少しセンチメンタルになった。
飲酒をしていてわかったのは、楽しいツボみたいなところがコショコショくすぐられるような感覚があるということ。これを求めてみんな飲んでるのか〜と。それだけではなく全ての感情のダムが緩む感じもあるから、楽しいのならいいけど悲しくなったり怒ったりすることもあるかもですね。(んなことわかってるよと思うかもだけと自分の中では発見なのです)
千日前のたこ焼きでしめ。
そしてサウナの食堂でおっさんムーブ。ハムエッグがこんなに万能な食べ物だってやっと理解した。