赤祖父マップ

ただの日記です。

(日記ではない)はてなへの文句

少し前にある人と「文章を書く場としてのnoteの存在感が凄くなった」的な話をした。言い換えれば既存のブログサービスが空気だ、と。

個人的にはnoteについては数年前に下書き文章がデグレードして消えてから主戦場として使うのを辞め、たま〜にだけ使うようにしている。使い分けとしては、面白くないノウハウチックなことを書いたりしようかなと。

でも、お金を貰う貰わないは置いといて、今から文章を書こうという人は大抵noteで始める現実。確実に勢いの差を感じる。

 

対して、はてなである。ぼくははてなが好きなのと、はてなの人は結構はてなの文句は見ていると何人もの証言を得ているので(今は知らないけど少し前の話です)、Proユーザーとなった今カスハラかましてよかですか的に堂々と文句を書きます。

 

数年前に「はてなブログ」としてリニューアルしたものの、使ってみると中身はレガシーなシステムが連携していて古さを感じる。ぼくもITを知ってるハシクレとしてはよくわかるが、既存の古いシステムを無理矢理連携させるときの「歪み」は大抵ユーザビリティに跳ね返ってくる。長く続いているがゆえのジレンマなのも理解できる。

・はてなスターがスマホからだと「記事画面でタップすると→ログイン必要です→ログイン→もう一回記事画面でタップ→ログイン必要です」となり詰んでる(iPhoneのSafari)

・記事単位に公開/限定公開が設定できない(だから別ブログを立ち上げるという典型的な「運用でカバー」を実施した。運用でカバーが蔓延するとメルカリの「○○様専用」みたいな謎文化が生まれてそれはそれで面白いけど)

・限定公開範囲の設定画面が古すぎて怖い

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「築年数40年以上のマンションをリノベーションしたお店に入り、メインの店舗部分は新しく見えるけどトイレに入ったら(うわ、古っ…)と感じる現象」と同じである。このあたりにはてなのジレンマが見えるわけです。というかうまく動いてるものをイジる必要もないし。画面をモダンにするだけでも全然違う気はしますけどね。

でも、もっとヤバっと思ったのはこれ。

 

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限定公開としている記事はコレですよ、のリストなのだろうか、画面下にこんなのが延々と続くのが意味不明だ。記事を書けば書くほどこれが増えていくのだろうか。典型的な"作った側が「こういう使い方は想定していない」"パターンに思える。

 

ぼくはnoteのように「捨てアカで金を払えば誰でも読める限定公開」はイヤで、「ひと言でもDMやメールを貰って交流した人にタダで見せたい限定公開」をとるにはこれしかなかった(逆にそういうシステムはnoteには無い気がする)。とはいえ、今時はてなのアカウントをわざわざ作っていただく申し訳なさはあった。それでも自分としては結構な数および著名な人からのリクエストをいただきとても嬉しかった。

なお類似のサービスとしてはアメブロのアメンバーシステムもあるが、それこそ空気的には終わってるサービスだし、メンズエステの抜きアリ情報交換の奴らしか使っていないイメージなので選択肢にはなかった。

 

有料版Proユーザーとしてあと2年くらいは付き合わないといけないし、noteも色々弱点がある(インポート/エクスポートも無いし、先の文章デグレードも直ってるかわからないし、個人的にはやっぱり「有料コンテンツを気軽に始められる場」でしかない印象です)けど、やっぱり2年後はわからない。お互いパクりあって高めていってほしいものです。はてなはとりあえず見た目がnoteっぽくなるブログテーマは早く用意して欲しいですね。