赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20200808/眠れない/レッド

今、朝6時。ねむれない。

寝かしつけで寝落ちしてから起き、洗濯物を処理してから飲酒。その勢いで寝ようと思ったら眠れない。マンガを読んでいる。

 

飲酒したあとの眠気がグワッと来るのを越えてしまうとかえって目が冴える。いいタイミングを逃してしまったかもしれない。

このまま起き続けるのも無理というか無意味なので少しは寝たいのだがどうなるのだ今日は。

 

 

読んでいるマンガというのは、連合赤軍のやつです。

 

大学時代、実は学生運動自体は非常に身近にあった。入っていたサークルの隣の隣の部屋が「○○問題研究会」と名乗るダミーサークルで、実態は左翼のアジトになっていて年齢不詳の小汚い、妙に日焼けして浅黒い肌の男たちが出入りしていた。そこ以外にもいくつか似たサークルはあったし、そもそもが学生自治の名のもとにソッチ系が仕切る連盟にサークル自体は入って予算をもらっていたので、別に活動とかをしたわけではないが極めて身近に彼らがいたのだ。入試受けて、学費払って通ってる大学に対して自治?体制の支配?ん?何言ってるのか全然わからない理屈を21世紀になっても真顔で言っているのだ。

なので自分たちみたいな一般の学生から見たらもうヤノマミ族みたいなもので、腰蓑に弓矢持ってようやってんね〜って感覚だった。でも、自分たちが見ていない夢?のようなものを見ているのかしら、それはなぜ?どうして?とはずっと思っている。そして、憧れとはちょっと違うが、今の時代にはもうあり得ないそういう夢に向かってマジになっている連中というのはとても興味深く思うのだ。もちろんまったく支持も応援もしませんが。成田空港まわりの歴史もすごく興味があるし、自分たちが物心ついた80年代以前のこういう学生運動やら国鉄ストやら、不謹慎な言い方だがある意味でアツくエキサイティングな時代にすごく惹かれるのです。あとは毒入りお菓子とか銀行強盗やらハイジャックやら、現代ではほぼ不可能な犯罪(再発防止策の成果なのだけど)なんかも、同じ意味で昔のニュース特集とかでついつい見てしまう。

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77年のバスジャック犯(これも連合赤軍を名乗る男だったっけ)とか、犯人覆面してテレビの前にでてグワーってやって射殺されるんですよ。すごい時代だよほんとに。

 

……ところで、大学を卒業して数年、もう就職してサラリーマン、彼ら的に言えば搾取される人民とでも言うのだろうか、そういうのになってしばらく経ったある日、当時の自宅最寄り駅の前でその○○問題研究会に出入りしていた男がまさに区政を許すな的なビラを配っているのを見て衝撃を受けてしまった。自分が学生当時に見たままの服、顔、小汚さ。左翼特有の日焼け。お前らまだやっとんか、と。区政をどうにかしたい気持ちはいいけど、まずは自分の幸せってなんだと考えてほしいなと思ったのをよく覚えている。