東京に住んで22年目。ついにはじめて東京サマーランドに来た。
群馬から上京したオタクとしては、東京の夏のレジャースポットという認識をこの東京サマーランドと東京マリンに抱いていた。東京マリンはすぐに潰れたようだが上京したころはギリギリあったみたいだ。でも結局行かなかったな。
フラッと行くにはちょっと気合が足りず（東京都秋川市って……）、ダラダラと敬遠し続けていたがこのコロナ禍の中こそ敢えて快適なのでは？ と思いちゃんと予約をして、ちゃんと経路検索で適切な自宅出発時間を予習し、ちゃんと「いかがでしたか？」系ブログの情報で持っていったほうが良いものをチェックして、息子を連れて向かったのだった。
東京サマーランドは八王子からバスで30分くらい。いい大人なのだから車で行けやというご意見もあるかもしれないが私は常に鉄道の味方なのである。直行バスの車内はヤング・ボーイ、ヤング・ガールおよびアベックたちが大勢いて、ガヤガヤウェイウェイと修学旅行のバスのような雰囲気だった。若いから仕方がないが、声がでかい、モーションがいちいちでかい、目に見えない雑菌やウィルスの概念にピンときてなくてなんか汚い、マスクもちょいちょい取る奴もいる、これは結構広がりやすさがあるだろうなという感じを受ける。今の小学生なんかはかなりマスクに順応しちゃってるが、彼らはやっぱりおとなしくマスクするのも大変だろう。
さて、ある程度はいかがでしたかブログで予習したものの、やっぱり細かいことは現地に行かないとわからない。入って早速、休憩スペースをレジャーシートでナワバリ確保をしてから着替え、そして屋内プールのほうに出るという流れ。ロッカー、シャワー、ドライヤーはある。履物はビーサン系のほうが便利。浮き輪はほぼマスト。
屋内タイプの休憩スペースは新コロ対策でグループのスペース確保範囲を決めてあった。10時到着時点ではガラガラで余裕があったが、昼前には満席になっていたのでやや早めに来てよかった。
屋内のプールスペースは年中やっていて、屋外は夏のみの営業とのことだった。小一時間ほど屋内プールで遊び、園内の売店でしょうもない焼きそば等を買って昼食とし、その後屋外プールのほうに繰り出した。
屋外プールは夏〜summer〜である。また遊びもバラエティに富んでいて、かつ幼児も楽しめるかたちになっていてとても良い。今日も娘を連れてこなかったがここなら連れてきても良かったなと感じた。息子もこの写真の竜神池（たけし城）みたいなやつを気に入って4周くらいやらされた。
6歳の息子は6歳の中では親に似て背が低いほうなので、微妙にアトラクションの身長制限にひっかかりがちである。学年などを証明するのは難しいのでやはりテーマパーク等は身長で身体的な安全性をはかるのだ。
あのデカスラというのも130cm以上だし、息子は110cm台なので120cm制限で幾つかのアトラクションをすることができなかった。長めのスライダーは110cm以上OKだったので良かったが、これも結構並ぶやつだったので1回にとどめた。
13時を過ぎると密度が上がってきたが、その前に撮った風景はこのくらい。思ったより快適だった。やはりこれも新コロのプラス面か（というと語弊があるが）。
でも15時前くらいには芋洗い状態になりつつあったので、じゃあ普段はこれ以上なのかよと思うとちょっとイヤンな気持ちになった。
でも息子には夏らしい夏の思い出を作ってあげられたと思う。やっぱり6歳くらいだとこういう遊び場が一番楽しいのだ。休憩もナシに昼食から15:30くらいの撤収準備までノー休憩で遊びまくって、いい加減疲れていないのか（少なくとも私は疲れた）と聞いたら全然だいじょうぶ！ と言う。
でも帰宅したらぐったりしていた。急に電池が切れるのがまた子どもらしい。いつもより1時間以上早く就寝。
オジサン的には肉体的にもだけど、終日慣れないコンタクトで活動していたのがまた疲れた。JINSのお試しコンタクトをしたけど具合自体は良い。ただ乱視矯正が無いし度数もやや下げているので視野の違和感と眼精疲労で疲れる。昔（大学生時代）モテたいからといってよくこんなもの毎日目に入れていたものだ。
あと日除け対策にラッシュガードとして買ったモンベルのクールパーカはめっちゃ具合が良かった。水に入っても肌にベタッとしないし、すぐ乾くし、日差しを明らかにカットしてくれるし、それでいてプール専用ではなく夏に汎用的に使えそうだしとても良い。買って正解だった。特にフードを被って顔と頭もガードできるのは助かった。見た目は暗いパソコン部屋から急に屋外にワープした悪いハッカーみたいなナリになるけど、フードの有無で顔のチリチリ感が全然違うことを実感した。それでも日焼けしたけど。
