山万ユーカリが丘線に1日中延々と乗るチャレンジをする人「#山万20時間耐久」が話題になった。
山万の副社長より差し入れをいただいてしまいました。お忙しいところありがとうございます。
— ひがし(らすかる)@9/7 山万20時間耐久 (@nexco_east_n) 2020年9月7日
※これは個人が勝手にやっています
※山万の方から、「非冷房ですので体調には十分ご留意ください」とお言葉をいただきました。気をつけます。#山万20時間耐久 pic.twitter.com/LCsXxI1dZC
ただの趣味でやっていたものが公式に補足され、次第にネットの人の関心が寄せられていく自然発生バズ。そして誰も困らない、不幸にしない。狙ってない。そして意味が無い。1日違っただけでも、何か他に大きな出来事があっただけでもバズらなかったかもしれない。こういうのが本来のネット的な流れでとても良いと思う。
#山万20時間耐久 で現時点のまとめ
— やおいちなみ/いなずまナズ (@pikatyou) 2020年9月7日
・始発から同じ路線を既に45周(一周15分弱)している。
・車両は非冷房。
・差し入れにより大量の水分を手にしている
・山万がスポンサーのラジオ番組で触れられる
・山万の副社長より差し入れをもらう
・山万の公式アカウントに捕捉される
・社内がざわつく
自分も数年前にユーカリが丘線に実際乗ってきて、記事を書いた。
記事の中で山万を褒めていたがこれは結構本心で、ファミリーで暮らすなら結構良いんじゃないか?と本気で思ったのはよく覚えている。まあ当時の自分としては駅チカ至上主義だったので自分が住むかというとナシだったが、今の自分なら、そしてウィズコロ時代の今だったらマジのマジで悪くないんじゃないと思う。家も安そうだし。
みんなもう家買った??
— ユーカリが丘のココ&ララ (@life_in_yukari) 2020年9月7日
笑った。
たとえば昨今の日清のCM、商品、SNS戦略を見るとこれが鼻について仕方がない。今、まさに日清が一番おもしろいと思ってる人もいるかもしれない(うちの60代の親とかにウケてそう)が、もう少しネットで先行してる人々はケッと思ってるのではないか。それは、この山万の件のような昔ながらのネットらしいナチュラルさが失われ「バズってくれ〜ウケてくれ〜ホレおもしろいだろ〜〜ホレホレ〜〜ツイートしたくなるだろう〜〜〜?」というギンギンの性欲見たいのをぶつけられているキモさにあるのだと思う。最終結果が同じでも、もっと自然な流れのベッドインのほうがいいよね?という話だ。(違う?)
ともかくこれは、「ウケを狙った時点でそれはウケを狙ったバズしか作れない」という本質的な問題になっていくわけです。
これを書いている時点でまだチャレンジャーの方は完走前で、この日記がアップされる頃には完結していると思うが自分もすっかり乗り鉄旅に出たくなりました。なにせ在宅勤務で通勤電車すら乗ってないし定期ももうとっくに切らしているし……。