赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20210207/美容院問題ふたたびの予感

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もう15年くらい同じ美容師さんにお世話になっている。

技術的なところは正直比べてないのでよくわからないが、特撮の話ができるのと2年目以降くらいからは「伸びたぶんを戻してください」で通じるのでそれでナアナアとずっと指名…というか、その美容師さんが店を移るたびに自分も追いかけて何店も変えている。去年に似たような転籍のお知らせがあって、今までは隣駅くらいだったのが電車で30分の距離になってそれでも通っている。

今日も行ってきたのだけど、最後にポロっとその美容師さんが「関西に行くかもしれません」と言ってきた。「かも」というけど多分決定事項なのだろう。お願いできるのもタイミング的にはあと1回くらいだろうか。考えてみたら家族と会社の人以外で唯一定期的に会っているのってこの美容師さんくらいなので結構喪失感が大きい。今日も仮面ライダーセイバーの悪口を言ってきたし。

 

色々思いや都合があるのだろうから仕方のないことだけど、自分の場合「その次」のことがすでに頭の中にあって悩んでいる。正直言ってもう立派に普通の冴えない中年なので、自分のカットごときに4800円も毎回毎回出す価値など無いと思っている。なのでもう1000円カットへのシフトでいいだろうと思うのだけど、息子を連れて行って見ていて思ったのだがやっぱり不安はある。1000円の人がヘタという意味ではなくて、10分で仕上げようとしている人に自分の意図が伝わるかという意味での不安だ。いや別に変に変わった髪型でもないし、むしろ4800円かけているのに1000円と変わらないだろと思われるかもしれない。ただいつもの美容師さんはクセとか髪の流れとかをよく理解してそれをさりげなくカバーするかたちで切ってくれているので、そういうのが無い場合どうなるのかなという不安があるという話だ。

 

間を取って、3000円前後のチェーン店系美容院でもいいかと思うものの、若いアンチャンに切らせるのもなぁ…という気後れもある。マジで40代の中年はどこで髪を切ればいいのだろう。向こう数ヶ月また悩みの種がひとつ増えた。

とりあえず今日の顔と髪型を自撮りしておいた。この写真を見せて「こういう風に」というためだ。でも美容院にタレントじゃなくて自分の写真持っていく人っているのかな……。