赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20210228/娘のギャグ/父の威厳

娘(3歳10ヶ月)はおもしろセンスが卓越していて、変顔とかギャグとかが大好きなのだが、

 

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例えばメルちゃんが病気で熱を出したというオママゴトをしてこういう感じのセッティングをしたあとに、「ねえねえお父さん見て」と呼ぶので何かと思ったら

 


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こういうことをしてウケを狙おうとしてくるのだ。あとは鬼滅の柱のマネをして「オシッコの呼吸」とか言ってたりメチャクチャなのだが、保育園では猫をかぶってそういうギャグとか変顔は一切しないというのもまたある意味での素質を感じる。変顔とかなんで保育園でやらないの?みんな笑うと思うけど、と娘に言ってみたら「お父さんが笑えばいいんだよ」と言っていた。

 

 


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ヒマを持て余したのでヨドバシに行ってリカちゃんの服を買ってあげた。等身大メルちゃんを「怖い。顔がおかしい」と言っていた。でも気がついたらメルちゃんよりデカくなった。早いものだ。

 

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息子とでかける機会が減ったのは、マイクラにドはまりしているせいだ。私としてはそれ自体はむしろ歓迎している。くだらないYouTubeのクソ動画ばっかり見ているよりはよほど頭を使っていると思うし、ゲームっ子だった自分を振り返ってもゲームが悪とはまったく思ってないので、そういう動画見るだけみたいなのよりはジャンジャンやってほしい。っていうかそろそろドラクエとかもやらないものかな。どうなんだろ。

 

で、マイクラについて相談を持ちかけられた。マイクラ攻略本に乗っているチートコマンドというやつで作ったもののコピーをしたい、というのだ。そういうものもあるのか、とまずチート自体についてほほうと思った。PCで改造版みたいのとか色々あるのはなんとなく知っていたがswitch版でもチートコマンドというのは使えるらしい。

 

本を見ると、チャットの入力欄がコマンドプロンプトを兼ねていて、/始まりがコマンドのようだ。構文も別に難しくない。システム屋さんに勤めて15年、プログラムを書いたことは2本くらいしかなく、しかもCOBOLしかやったことがない自分でもこのくらいなら楽勝だ。


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cloneというコマンドで、コピー元始点座標、終点座標、コピー先始点座標、というオプションでそのオブジェクト等の複製を作れる。同じような建物を何個も作る手間が一気に省けるわけだ。

どちらかというと座標そのものの確認を念入りにして、しっかり別の空き地でコマンドのテストもして、万が一ミスったときの戻し手段があるかのコンティンジェンシープランの確認もして、とたったひとつのコマンドを実行するための下準備をする。完全に仕事と同じことしてるな、と思うがとても大事なことなのですよ、と息子に伝える。

 

そしてテストでもコピーはできることは確認できたので、あとはしっかり座標を確認して実行。予定通りの場所に予定通りの建物をコピーすることができた。3000ブロックくらい使っている建物を1→3棟にしたのでだいぶ効率的な作業になったと思う。

まあこんなのも小学校高学年くらいになれば普通に使ってるだろうが、小1の息子にはお父さんのスゴさみたいのを見せつけられたのではないだろうか。SASUKEで父の威厳を見せつける親もいれば、マイクラのチートで父の威厳を見せつける親もいる。

 

今も覚えているのは、小2のときの担任の先生(男性・当時の新人)が「先生なのにゲームをやっている」という当時のファミコンキッズたる自分としては親しみを抱くしかないだろう的な先生だった。この先生は2,5,6年と担任してもらい、現に今も尊敬して名前も覚えている(他の義務教育の担任の名前なんて覚えてもいない)し、きっと向こうももう60歳近くであろう(!)が今お会いできたら感謝の念を伝えたい唯一の先生だ。この先生は当時ドラクエ2の復活の呪文を好きな内容のステータスや状態で作ってきてくれる、という生徒思いのサービスまでしてくれた。きっとパソコンでそういうのを生成するツールが当時出回っていたのだろうが、そんなの全然しらないキッズな自分としてはなんて凄い先生なんだ!という感じで目をキラキラさせたものだ。そういう感じで、自分がやっていることで「自分がその技量の凄さを体感できる」フィールドで凄さを見せつけてくる人、というのは素直に尊敬されるのではないか。私だって野球の球投げるのがどんなにすごい選手がいても、自分がやってないのでフーン速いンすねくらいにしか思わないもんな。だから息子にも伝わっているはずだ、父の威厳が!