赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20210308/レトロ趣味

自分もこんなブログをやっているくらいなので古いもの好きではあるが、今の若者が見ているそれから少しずつ好みがズレてきている自覚がある。具体的に言うと、自分が10代〜20代だったときのもの、1990〜2000年前半くらいのものが今一番惹かれる。若い人からしたらまだ中途半端な熟成感しか抱かない時代かもしれない。

 

 

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で、2001年のデジカメを購入した。この当時デジカメ数代目で買ったもので、コンパクトデジカメとしてはまだ絞りやシャッタースピードをイジれるものが少なかったなかでこれは申し訳程度にイジることができて、色々カメラというものの勉強の基礎になったとても思い出深い機種なのだ。あと匿名掲示板(2chではない)にも写真をアップして稚拙なものだけど褒めあったりして、みたいなこともしていた。性能的には200万画素、今のスマホどころかガラケーにすら劣るものだ。ただこの機種は単三電池採用なのでバッテリーが手に入らないor完全劣化問題は大丈夫、というのがレトロデジカメ的にGoodなポイントなのだ。

 

 

 

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何枚か撮影してみたが、「古いなりの味」は……あまりないね。ただ単に「あまり画質のよくない写真」である。

 

 

 

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ちょっと悪い意味で期待はずれ。もっと難儀な写真かと思ったがそうでもない。

 

 

 

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しょせんブログで見る程度であれば200万画素でも十分っていう話なんですね。あとは絵作りというかなんというか。あ、暗いところは弱いです。明らかに。

 

 

 

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ストロボを炊くとちょっと古くさい感じになるけど、これはストロボが写ルンです感出すからであってデジカメの古さとはあまり関係ないかな。

確かに懐かしいけど、「モッサリしていて」「電池がすぐ切れて」「液晶モニターを使えない(当時のデジカメは液晶を見ながら撮ってるとすぐ電池が切れるので基本的に使わないものだった)」と使ってあまり楽しいものではなかった。フィルムカメラほどの別の楽しさが出てくるにはまだ熟成の時間がかかりそうだ。

なおコンパクトフラッシュというメディアのリーダーが家に無かったのでわざわざ買ったよ。

 

 

単に絵作りでもっと古臭さを求めるならやっぱり100万画素未満のトイデジですかね。

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これ、たまたま残ってた当時のトイデジカメix20というやつ(Exifによると。持ってたことすら忘れていた)の試し撮り写真だ。記録では2001年。さすがにこのくらいまでくると味わいがあるな…。というかガラケーのカメラがその意味ではいい味が出そうだけど2G世代だともう写真を吸い出す方法すら無い場合が多いのでメディアに対応したガラケーじゃないとおもちゃにすらならなそうだ。