赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20210415/強制タイム/viscuitの世界

日曜日の午後は息子のスイミングがあるので、その受講中の約1時間は待ちになる。その間にできることは大きく分けて

①そのジムのサウナで3セットきめる

②外を歩いてくる

③用事を済ませる

④喫茶店で作業をする

あたりになる。気分次第なのだが、先日は確定申告がらみで③だったり、運動不足が過ぎるので②が多かったりする(ジムで運動すりゃいいのだけど1時間だと短すぎる)。

今日は④で、しかし書きたい記事とかも今は無いので読書をすることにした。何かしら選択肢が限られる状況、というのはかえって良い場合もある。以前、仕事でネットの使えない場所で待機するだけ、みたいなときが何度かあって、そのときは紙の参考書を持ち込んで試験勉強がめちゃめちゃ捗った。このスイミング待ちの場合もダラっとしてたらあっという間に1時間くらいは過ぎるけど、敢えて何か強制力を持とう、ということで読書にしたりする。読書も紙の本しかないものだとなかなか読む機会がなくて困っているのでこういうときに充てるのがちょうどよい。

先日読んだある本は、ある書評レビューブログで褒めていてそれで買ったもののなんか自分的にはひでぇ内容で、家にあるのもイヤな気分になったので外のゴミ箱に捨ててしまうくらいだった。信頼してるブロガーでも所詮他人なのでそういうこともある。

今日は反出生主義に関する雑誌を読んでいた。

 

 これもなぜかkindle化されていなくて、買ってはいるがなかなか読めていない。(「紙じゃないと読めない」って人も結構いるが、私はもうほぼ紙だと読めない側なのだ。物理的に持ち歩いたりすること自体がもう重荷なので)

こういうギャグみたいな思想を「ん?マジ?で言ってる?ネタじゃなく?」って人をぽつぽつ見かけるので興味があったのだ。

まだ読み切れていないので今具体的なことを言い切るのは控えたいが、こういう思想や哲学にかぶれていた10代〜20代前半くらいだったらビシっと自分の中にキたかもしれないけど、まぁこじらせた屁理屈みたいなことを大真面目に何人もの大人がやいのやいの言ってるのって外側からみたらギャグだなぁという感覚で見ている。

 

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小1の息子が通う小学校では全校生徒にiPadが配られた。いわゆるGIGAスクール構想というやつの一環なのだろう。うちはもともとiPadもiPhoneも与えていたので今更感もありあまり学校のiPadを使って遊ぶということを自宅ではしていないが、たまたまプリインストールしていたアプリのうち、viscuit(ビスケット)というやつをいじっていたので一緒に見てみた。いわゆるビジュアルプログラミングができるアプリで、scratchとはまた別の感じ。そしてよくわからないが誰かの作った/作りかけの作品が見れるので色々と眺めてみたが、これがなかなかおもしろかった。小学校の授業参観という感じ。

 

 

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ゲームっぽいものを作ろうとしたり、多少は動いてゲームみたいになっているものもあった。ビジュアルも全部手作りなのが味わいがあって良い。このあたりは男の子の作品っぽくて、ゲームっぽいゲームとか、鬼滅や呪術廻戦、マイクラといったものをゲーム化しようというものがよく見られた。ひとつだけ見つけたのはシモネタで「女のおしっこ」と題して女性の股間(リアルな描写ではなくてY字くらいの感じ)から尿が垂れるアニメーションがアップされて、でコメントっぽく周りに「さいてい」とか「つまんない」とか批判が書かれていたので笑ってしまった。

 

そう、このviucuit、コミュニケーションツールとして活用している子もいる様子でそっちも興味深い。特にやはり女子っぽい子はそういう使い方をしがちに見えた。

 


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みんなで作るプログラミング作品というテイで単なるキャンバスにしているような感じなのだろうか。色々発想するものですね。でも全然知らない世界がまだまだあちこちにあるものだと、インターネット上級者みたいにイキってる私だってしょせんは井の中の蛙である自覚を新たにするのであった。