気がついたら結婚して10年になった。当時ツイッターで離婚届の写真をアップしてた気がするがそのときツイッター標準で画像添付に対応しておらずだったので過去ツイートを見てもその写真はもう消えていた。
つきあいから数えると20年以上になるので、妻とはそれこそ肉親より長いつきあいになるけど、結局は互いの給料もよく知らないようなつかず離れずの距離感が良いのではと思っている。あまり近づきすぎても秘密が無いのも良いことはないよ。
私は結構プレゼントとかはちゃんとするほうなので流石に節目ということでプレゼントを考えた。ちょっと調べたらこんなのが出てきた。
マジで言ってんのかこれ。ゴム婚ってルフィかよ。どう見てもこれ金婚式、銀婚式からの逆算でのコジツケだろ。
とはいえ、もう殆ど「モノ」って感じじゃないよなと思う。じゃあ食べ物?旅行?花?という感じにもなってくるが、プレゼント道3段の私にはまだ別の発想がある。それは「普段使いの品物のスーパー上位互換品」である。すなわち、
・普段使ってるのだから、聞かずにあげてもほぼ間違いなく使う
・一気に3ランクくらい上位のモノを選べばほぼ使ったことがない
・上位ランクなので単純にうれしい
・上位ランクなのでプレゼントとして適切
このノウハウは覚えておいてください。よく知らないヨンドシーのオルゴールをあげるくらいなら別の選択肢もあるよということで。
で、妻にあげたのはこれ。
ブラックトリガー(ワールドトリガー用語)みたいなこれ。見た瞬間にピンとくる人とまったくこない人がいるだろう。(妻は後者でしたので、野暮だけどググらせた…)。
ポーラのBAというシリーズの化粧水である。
そのお値段、なんと約2万円!!!!!!
化粧水が2万だぜ? イカれてるだろう?
まあ調べるまで自分も知らなかったんですけど……。
もちろん合う合わないはあると思うのでプレゼントとしてはコフレ的なセットのほうが無難かもしれない。ただまあ今回は逆に妻の場合化粧水以外いらんというのはわかっていたので一点張りにしたという感じ。他の人にあげるならセットものにしますね。
ところでちょっとこのランクの化粧水を自分でも使ってみたかったというのがあって、自分も早速試してみたけど、やっぱり無印の化粧水とは全然液体としてのつくりが違うのは実感できたし、肌に良さそ〜〜〜というのは理解した。ただ2万はやっぱりプラシーボに近いと言うかほぼボッタというか……。まさにここ一番というとき用だけじゃないかね。
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ラノベのタイトルが中身をまんま言ってるとか、AVもやっぱり中身を全部そのままタイトルにしているとか、そういう話は以前から言われている。
最近は商品についてもその波がきている気がする。
全部言ってるね。うん。
ダシの袋が付いているので珍しい。結構美味しかったです。
でもなあ、タイトルで全部言うやつはやっぱり好きになれないな。ちょっと謎めいたというか、本編でその単語が出てこないところに終盤で初めてタイトルの単語が出てくるいわゆる「タイトル回収」こそ至高じゃないですか? 『進撃の巨人』もそうやってタイトル回収するか〜と感心したし、最近はゴールデンカムイもタイトル回収をしたと小耳にはさみましたし。全部言っちゃってるやつはその醍醐味を捨ててるからもったいないと思いますよ。