赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20210411/薬飲んだ感想『イリボー』/見た感想『シンカリオンZ』/読書感想『あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』

過敏性腸症候群の薬「イリボー」を早速飲み始めた。 

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今回処方されている3種のうち、下痢止めになるのは別の薬なのだがいずれも早速症状が改善に向かいつつあるのがわかる。お腹の調子が良き方向にある。ああよかった。でも先週も土日は比較的良い、というか結局の所労働のストレスがこれを引き起こしているのはなんとなくわかるのであとはこれで乗り切りたいところだ。というのもまた周りで離脱者が出てるし結構アレなプロジェクトになりつつあるのだが、ある後輩からは私が敵の矢面に立っているので「赤祖父さん大丈夫なんですか?」と心配されるほどである。大丈夫ではないなやっぱり。倒れてはいないけどうんこ漏らすくらいだし。まじで労災を訴えるか。

 

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シンカリオンZが始まった。前作にかなりハマったので今作、期待よりも不安のほうが大きいというのが正直なところ。アニメ2期ってあんまり…なこと多くない?

 


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新主人公もある種のオタクだが、鉄道に関してはそんなに興味がなさそうなのが気にはなるところ。でもイヤな感じじゃないし、結局主役を好きになれるかどうかが大事なのでそこは大丈夫かな。

 


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モバイルShinca(シンカリオン用のSuica。前作はカードだった)とか細かいところのアップデートは面白いし、地方支社っぽい横川基地の面々も前作の比較の見方としては良い。とりあえずは淡々と見る感じだけどとにかく前作キャラが今どうなってるのかは気になるな。Zガンダムに出てきたアムロとかみたいな位置づけで少し大人になっているのだろうけど悪いほうに向いていないことを望む……。 

 

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『あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』を読んだ。

 

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2時間かからずに読めるので、いわゆる「アップデート」に自信がない人は読んでおいたほうがいいと思います。自分もいくつか危うい概念があったので良かった。最近でいうと撮り鉄の不法行為・迷惑行為みたいのが目立ったりするけど、だからって「撮り鉄狩り」みたいな不穏なワードがTwitterで散見されるのはやっぱり違うよな、とか。その物言いって典型的な差別なわけです。でもまあ一方で、偏見とか大雑把にくくった雑なあるあるとかも言いたくなるというのはわかるので、そういうのこそ密室の中の話になっていくのだろうな。筆者はそういう「本音と建前がズレ」たら、建前に反する本音は良くないので本音を考え直すことも必要、と言っている。つまりそういう思考そのものも改めるべきという方向性で語ってはいるけど、そこまではぼくはクリーンにはなれないなと感じる。それこそ「ずるい」のかもしれないけど、やっぱり自分の中で感じたキモいとかダサいとかという気持ちも大事にすべきだとは思う(もちろんそれをどうするか、は別の話で)。筆者はたとえ話で「店で見たプリンを今すぐ金も払わずその場で食べたいと思っ」てしまってもそれはダメなことであり、ダメなことを思うこと自体を改めよう、という。そこに関してはそうかな?と疑問を持つ(まあ10代向けの本とするならば一旦それでいいかもしれない)。本音や感情が穏やかなほうがそれをコントロールする理性のパワーが弱くても成り立つけど、まずは理性の力を強くするほうが大事ではないかなと思うのだ。本音や感情が過激派でも、理性が強くて正常な言動、生活をし誰に迷惑をかけるわけでもなければそれでいいのではないかと思うのだがどうなんでしょうね。

たとえば自分は大事な愛娘がいるのでロリコン・ペドフィリアの存在は怖くて仕方がないけど、一方でその性的嗜好自体は否定しない。ネットには「そんなこと思うこと自体が悪」という物言いをする人も結構いるし、結局そういう罪を犯すいわば予備軍なのだろ?という意味でその嗜好自体を否定・矯正すべきみたいな考えもあり、理解できなくはない。だけど、それこそ人権問題なんじゃなかろうか。そういう嗜好があったとしても、自分でうまいことオカズを絵で描くとか妄想するとかして(盗撮はだめだぞ、ましてや声掛け事案とかだめだぞ)シコって発散して日々暮らしてくれていれば、それでいいのではないのか。確かに本音そのものを正していけるのが一番いいのかもしれないけど、それはきっとつまらない人間ばかりになるだろうなとは感じるのだ。