もはや今日の話ではないので日記ではないのだが、ホテル三日月が最高だったという話です。
ひとり旅のときは鄙びた温泉宿とか素泊まり3000円以下のザ寝床ホテルとかばかりだけど、ファミリーを持つオトーサンというペルソナも持っているので、ファミリー向けのホテルをよく利用するようになった。そもそも温泉は泉質にこだわってほしいゴリゴリの源泉かけ流し派なので、無色透明の温泉なのかただの地下水なのかわからない循環塩素臭温泉なんてさ……という過激派だったけど、そういうのを求めているシーンじゃないこともあるのですよ。いいんだよキシキシするお湯だってさ。
で、ホテル三日月はファミリーにとっては本当に最高だった。
こういうバブリーなだだっ広い、キッズルーム、ゲーム、プール、カラオケ(やらない)麻雀(やらない)ナイトバー(行かない)みたいなのが完備されているホテルってそれだけでアガるじゃないですか。そしてホテルそのものを堪能するために2泊したよね。うん。
木更津のホテル三日月龍宮城スパというところは、いちおう日帰りのスーパー銭湯とプールが合体した的な設備が併設されているようなイメージの作りで、宿泊客もそこを利用する。なので泊まってない人もいるのだが、まあ全然広さに対しては客がいなかったのでとても気持ちよく利用できた。
有料のトリックアートギャラリーもあった。こんなのはまさに小さい子がいるファミリー向けですよ。那須とか熱海とか行かなくてもここでまかなえる。
うーん、絵だな。
絵なんだよな、絵。でも娘はとくに面白がっていたのでまあいいか。
プールは毎日入った。東京サマーランドのようなプール専門店に比べたらもちろん規模は小さいが、それでもホテル併設と考えたらかなりのものだと思う。流れるプールだし、滑り台とかもあるし。
外のプールはお風呂状態で38℃くらいになっていたので、この日は大雨だったけどそのまま入っていた。
食事はバイキング形式でこのご時世の不安が無きにしもあらずではあるが、それでもトングを個人で使えたり色々考えられていたし、他の家族とはまったくノー密だったから安心だった。
取ったバイキング食事の写真ももちろん記録してあるけど、それは別の機会に使いたいので温存しておきます。ひさしぶりすぎてちょっと調子がでなかったが、最終日には取り皿3枚使いの新技を編み出しました。
ご時世柄なのか、2泊したら食事の内容がまったく1日め2日め同じだったのが残念。鬼怒川のあさやホテルは2泊して半分くらいメニューが入れ替わっていたのでとてもびっくりしました。まあこれはいつもの本気じゃないかもしれないのであれだけども。
夜はライトアップの演出。うーんバブリー。
晴れると東京湾が一望できる。この景色も非日常でとても良かった。
ゲーセンのあるホテルっていいよね。子どもの頃連れて行ってもらったホテルニュー塩原とかいまだになんとなく覚えているものな。クレーンゲームとかメダルゲームとかを少しやらせてあげた。
晴れた日の外プールには巨大なエア滑り台が登場した。三日月さんやるねえ。夏はさらにプールがひとつ増えるらしいのでそれも素晴らしい。「じゃあ夏も来ようよ」と気軽に言う息子。幾らすると思ってんだ。(GoToも無いし…)
そういえばゴージャスすぎてかき消されつつあったがオブジェが色々と謎めいていたので、そういうB級感が好きな人も気にいると思います。そばうどんとヴィーナス?とフラミンゴ。どんな組み合わせだ。
息子と娘も三日月が気に入りすぎて、帰ってきたらYouTubeで三日月のPVを見て「ゆったり たっぷり の〜んびり」の歌を一緒になって歌っていた。あまつさえ息子には「ああ、三日月のYouTubeチャンネル登録しておいたから」と言われた。どんだけ好きなんだよ。そのアカウントはお父さんのなんだぞ。
あと全・三日月のパンフレットも持って帰ってきた。何度も見比べたりしていたし、マイクラで三日月を作るとかも言っていた。
つーかYouTuberが三日月のレポートとかやっているのだけど、
エハラさんちよりはうまくホテルの良いところを紹介する記事書けると思うから三日月さんどうか案件ください! エハラさん結局自分のことばっかじゃん!
そして「三日月が楽しすぎたからそれを思い出して寂しいから泣く」息子。「次は夏くらいに富士見亭(高い部屋)に行こうよ」と軽々しく言うのであった。夏ってすぐじゃん。しかも安くないんだし。
しかししかし、そんな7歳をトリコにしてしまうホテル三日月、ほんとにファミリーホテルとして最強クラスだと思う。次はマジで勝浦か鴨川の三日月ですかね…。