赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20210517/切り抜きボード/ひとりで売れ筋に影響する

会社の社員食堂の片隅に、注目すべき記事や自社グループの関わる事柄などを切り抜いて貼ってあるボードがある。じっくりと見たことは一度もないのだが導線の途中にあるのでチラリとだけ視界の中に入る程度の、観葉植物や絵画・写真と同レベル扱いのボードである。

このボードだが、毎日ウォッチしているわけではないが基本的に毎日更新しているようだ。新聞だから当たり前か。つまり、毎日朝に新聞チェックして、切り抜きして、マーカーをひいて、ボードの前に来て、貼り替えて、ということを毎日毎日行っている担当者がどこかの部署のどこかにいるのだろう、と思ったら恐ろしくなってしまった。

何時間かけている作業かはわからないが、少なく見積もっても小一時間はこの作業をするだろう。そして誰が見ているのかというと、多分私のように「なんか変わってるな」くらい、しかもそれが自分の仕事に直接的に関わることは社内のほぼ誰もがなく、かといって経営層などは当たり前のようにチェックしている内容(それが仕事だから)、となると、いよいよ誰のためにやっているのかわからない仕事だ。このボードをきっかけに誰かの何かが変わるのか?

自分ももしかしたらそのチラ見のタイミングで惹かれる見出しがあり、後で調べてみようとか知らなかったとかあるかもしれない。ボードは要するにプッシュ配信の通知、あるいはYahoo!のトップページのトピック、ちょっと前で言えばブログ更新通知がされるRSSみたいなもののアナクロバージョンなわけで気づきのきっかけになるのならそれでいいのかもしれないが、多分、「役員用の食堂室」への導線のところにあるので(そもそもそんなものがある弊社キモいでしょ?)、役員がメシを食うときに「フムフム更新しとるな」と1秒だけ思うためだけの仕事なんじゃねえかな〜と想像するのです。

 

 

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愛用のスーパーのガムコーナーを見たら、板状ブラックブラックガムの幅がすごくせまくなって扱いが縮小されていた。一時期は在庫がドーンとあって幅も取っていたのに。

理由はひとつ。私である。

家での仕事の際にはブラックブラックガムをめちゃめちゃ噛んでいた。キシリトール系ガムは下痢になるので避けていて、板ガムを愛用する前時代人間なのだ。で、この板ガムバージョンのブラックブラックが手放せず、1日で2パックくらいは食べていた。

ところが、先日歯の詰め物がこのせいで取れた。幸いにしてすぐ取り付けることができたが、やっぱりガムはリスキーだなと再確認したので、それから量をすごく減らすことにした。ガムではなくラムネ主体にして、本当に眠いときだけに限るようにした。

よって、消費量が減ったのだ。ゼロではないが2日で1パックくらいになった。

スーパーからしたらある日から急にブラックブラックの売上が激減したのでびっくりしたかもしれない。多分売上履歴を分析したらまとめ買いしている特定のお会計履歴がポツポツとあったのが、そのペースが減ったのが見えただろう。減ったきっかけは私の銀歯が抜けたからです。

というわけで売れなければ扱いが減る、当たり前のことではあるが、なんか無駄に「世間を動かした影響力」みたいなものを感じ取ってちょっとうれしく?なってしまったという話です。