この日記(ブログ)はノールールで本当に書きたいものを書きたい手法でやっていきたいので、ときに普通のブログのような旅行記チックなものになる。ただ別のブログだともう少し情報として役立ちそうな構成や文章を意識したりもするので、そういう遠慮のない感じでやりたいのです。日記なので。
更に言うと検索性も意識してないし、タイトルも「ヒキ」の要素ゼロにし、そもそもnoindex化して普通にググってもおそらくでてこないというのもある(そしてあとで非公開にするので…)。そのくらい色々捨てきらないともう遠慮が優先しちゃいますね。
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今日は温泉から家に帰ってきた。それだけで特に何もないので書かなくてもいい日だが、ネタ自体は余っているので書きます。毎日書くことを義務にはしてないですが始めたてなので書くんです。
行ってきたのは福島県の飯坂温泉というところ。福島市からローカル線で20分程度の、おそらく市民の方が日帰りで楽しむような温泉地。ただお湯の個性が弱い温泉地にありがちな話だけど寂れている感は否めなかった。それがわかってて行って、期待通りだったので良かったのですが。
昨日の日記で書いた、共同浴場のひとつ。切湯という。川に面した急な階段を降りていくという隠れ家的な湯だ。息子と二人で来た。
こんなかんじのところを下っていく。温泉というか従業員通用口じゃん。
で奥はこんな感じ。こういうのを良い! って思ってくれる人と結婚しよう。
ちょうど貸切状態。お湯は良かったがいかんせん熱すぎて水で埋めさせてもらった。それでも息子にはちょっと厳しかった。そのあとは息子を部屋に帰して一人で散策。
廃業ホテルが目立つ。川に面した部屋が空いているというが全部だろ。
鼻毛という地名?が表示され気になったので実際に見に行った。
ふつうのお宅。うーん……。
結構大規模なホテルだけど廃業していた。
この旅館も立派かつ個性的な作りなのに廃業してる様子だった。
ここも地元民憩いの共同浴場。中はカランすら無いスパルタンな作り、湯温も45℃オーバー。でもいい雰囲気だった。
こちらは地域を代表する共同浴場。見た目は古いが建て替え済みで清潔。でも熱さはすごい。ここで地元の人や観光客と上島竜平ごっこをしていた。
一瞬たりともワクワクしねぇ〜〜〜〜
個性的なセブン。
こういう人気の温泉地じゃないところの、どこか諦めのムードというかやさぐれた性格というか、会社の出世コースから外れた年配の人が醸し出す優しさのような、チェックイン前後の時間だけワッと賑わうのにそれ以外は急に静寂が支配するような、そんな雰囲気が本当に好きで敢えて行ってるところもある。最近の関東近郊だと鬼怒川とか伊香保とか熱海あたりが一度没落して復活みたいなムードだけど、そのまだ落ちきって上がってない感じのところが良い。息子がもうちょっと大きくなったらまた源泉掛け流しにこだわった鄙びた温泉地にも行きたいけどね。
【調査したいと思ったけど面倒だから弟子をとった暁にやってほしいこと】
・規模の大きな温泉ホテルが、謎の全然しらねえ芸術家(画家、版画家など)をプッシュしているがあれはどういうシステムなのか。ホテルオーナーとデキてるのか?
・どこの温泉地に行っても片岡鶴太郎の美術館があるような錯覚に陥っていたが、公式サイトで調べたら群馬県草津温泉、福島飯坂温泉、石川山中温泉、佐賀県伊万里だけらしいので逆に全部行って感想を述べる。
・なぜか置いてある馬油のシャンプー、薬局とかであまり見ないのでなんとなく使いがちだけど、買って帰る奴がいるのか。