〜風呂にて〜
「今日、学童に入る時間遅くなかった? 30分以上遅かったよ」*1
「うん」
「なにかあった?寄り道?」
「A君とB君がさ、大人用のビニール傘をドーンってやってバッってやって遊んでるのを見てた」*2
「寄り道してたってこと?」
「あとダンゴムシ探してた。途中の公園のところの道で」
「3人で?」
「いや、Cちゃんも一緒だった」*3
「4人で寄り道してたの? 良くないんじゃない。まっすぐ学童に行かないと」
「うん」
「4人で遊んでた?」
「Cちゃんと帰ってたらA君とB君が遊んでたので付き合った」*4
「ああ〜」
「寄り道はするつもりがなかったけどふたりがいたから待ってた」
「ああ、なんとなくわかった。寄り道したり遊んだりする気は無かったのね」
「うん」
「置いていけないと思ったと」
「うん」
「学童の先生、遊んでるところまで探しに来たんじゃないのもしかして」
「来た」
「そりゃそうでしょ、心配するもの」
「うん」
「叱られたでしょ?」
「僕とCちゃんは半分くらい言われた」
「半分?」
「A君とB君はメチャメチャ言われた」
「ああ(笑) A君B君よりは叱られてないってことね」*5
「うん」
「でも寄り道はだめだな……って先生にも言われたでしょ」
「次からは(A君B君は)放っておいてちゃんと(学童に)来てって」
「そうね。誰か遊んでたら先に学童行ってそのことを先生に言わないと」
「うん」
「まあ、自分から寄り道したわけじゃないってわかったよ。でも学童に入るのが遅れるとね、みんなが事故とか事件に遭ってないかな〜って先生も心配するんだよ」
「うん」
「学童に入らないとメールが来ないからお父さんも心配したよ」
「でもお父さんも仕事で遅れることあるじゃん」*6
「帰りが?」
「うん。おっさんだから死んでないか心配になるんだよ」
「ああ、まあ大人でも事故や事件に遭う可能性はあるな」
「病気とか」
「うん…(そろそろ少し痩せよう…)」*7
*1:小学校が終わったら学童に直行することになっている。そして学童では入退室時にメールが飛ぶようになっているので親もその状況を把握することができる。
*2:地面に思いっきり突き刺してその勢いで傘が開く、というような遊びらしい
*3:A君B君Cちゃんは同じ学校で同じ学童に通っている。特にCちゃんは息子と同じクラスということもあり、その上女子ひとりだと…なので息子は一緒に帰ってあげるようにしている。このことはCちゃんの親にも感謝されている
*4:A君とB君は学校では違うクラス
*5:ここまでの状況を先生にも説明して息子は主犯ではないと判断されたのだろうと理解した
*6:今日は出勤だったので実際に帰宅も遅かった。滑り込みで一緒に風呂に入った
*7:昨年の人間ドック時と比較して5kg以上肥えている