夏休みを取り終わったのでその記録。
息子は1ヶ月夏休みなのにこっちは労働してるので毎日学童に行ってもらっていて、なんだか休みっぽくないのはとても申し訳ない。なので息子が小学校に入ってからは息子の夏季休暇の期間中に自分も夏休みを取ることにしている。子どもが生まれる前はシーズン外して海外行ったりガッツリ鉄道旅行したりしていたけどもうそういうのは無理だね。無理というのはガマンしている感覚というよりは普通に子どもが相手してくれるうちは子どもに合わせよう、サービスしようという自分自身の希望として思う、という意味。
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0日目はとりあえず久しぶりに車の洗車とガソリン満タンにした。
心配性なのでいつもタンクの1/2切ったら入れていたけど1/4まで粘って、それで今のガソリン価格でこれです。たっけ〜〜〜。
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1日目。準備日ということでレジャー情報の収集と家の掃除。
今回はあまりやれていない風呂場のウロコ汚れやなんか白くなっちゃってる系のヨゴレをどうにかこうにか頑張ることにした。が、家にある重曹やクエン酸では結局ほぼ無意味で、何の成果も得られない1日となった。悲しい。それどころか夕方にホームセンターに掃除用具を買いに行く途中に、車の左側をチャリですり抜けようとしてきたジジイが勝手にコケて車の前に倒れ込むという、タイミングによってはまるでぼくが轢いたような絵面の事態になってまいった。何もしていないので放置してもよかったが車の真ん前にいるのでそうもいかず、降りて大丈夫ですかと話しかけるといや大丈夫です、車もキズついていないから、いや大丈夫なんで、とジジイはいう。こちらもあまり大事にするのが面倒なのと本当にケガらしいケガとかは見受けられなかったし、そもそもぶつかってはいないのでいいかと特に連絡先交換もせず立ち去ったが後で見たらフロントのバンパーにちょっとキズが付いていた。あのジジイきっと気付いていたな……。幸いあまり目立たない感じではあるので後で修正ペンでも塗ろうかな。
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2日目。妻も仕事を休んだので家族で新幕張のイオンに。キッザニアのパクリ?というか同じコンセプトの施設であるカンドゥーに行った。
カンドゥーは2部制の入場システムを取っているが世間的には平日なのでかなり余裕。人も少なくてガンガンお仕事体験ができてよかった。今回の夏休みは旅行はせずに普段混んでそうなところをまとめて行っとく(ただし涼しいところ)というテーマで攻めることにしたのでちょうど思惑がハマった感じ。
なおキッザニアは以前記事にもしたが、
比較の意味でいうとキッザニアのほうが世界観がちゃんと作り込まれていてよかったのだが、なにせベラボーに高額なのと、そもそも一度行ったことあるというのもあるので今回こっちにしてみた次第。カンドゥーは正直ちょいちょいキッザニアと比較すると「安い」部分があるのだけど、まあ子どもにとっては大差ないでしょう。
これはJAFの体験。レッカー作業の体験ができる。これはキッザニアにも無いしオリジナリティがあってよかった。
JALのブースは娘はCA体験、息子はパイロット体験をした。パイロットはあちこちにありがちなフライトシミュレーターなのでそんなに……だがCAはちゃんとジュース出せたり体験としてはそれなりに良い。
これはアイス屋体験。コールド・ストーンって実店舗どこにあるかな…。
ドローンパイロット体験。意外に娘が巧くて笑った。今度ちっちゃいの買おうかな。
セコムの救命士体験。学習用AEDとか実際の胸骨圧迫とかができてこれはイチオシ。
これとあとはボートレーサーをやったのだが、人がいなくて親である自分も体験させてもらえた。VRのHMDを付けてボートに乗り、風や水しぶきを受けながら本気を出して息子をぶっちぎって1位でゴールした。そういえばHMD付けたのは花太郎以来かな……。
人気でやれなかった職業はYouTuberと歯科医かな。YouTuberってやろうと思えば誰でもできるのに…すごいね。
とにかく沢山仕事をしたので給料もガンガン稼いできた。ここの通貨はカッチンというなかなかナメた単位なのだが、これで20万カッチンくらいあるので何に使えるだろうとショップを見てみるが、
10円くらいの消しゴムが3万カッチン、ナノブロックに至っては150万カッチンするというジンバブエドルも顔負けのインフレっぷりなので諦めた。
なおカッチンは家で娘がママゴトに使っています。金勘定が好きみたいだ。
ところでこの日は37℃くらいの猛暑日だったが、イオン新幕張に車で行ってずっと中にいれば快適そのものである。そして必要なものはすべて揃っている。ご飯も遊びもショッピングもなんでもここで揃う。
どうやら新駅を建設中らしい。すごいね〜。なんかドバイって行ったこと無いけどきっとこんな感じなんだろうなと思ってしまった。ドバイはイオンだ。
ところで津田沼や幕張も家購入の候補っちゃ候補だったけど結局東京の西側にしちゃったな。千葉も悪くなかったのかな。どうだろうな。
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3日目。妻は仕事なので置いていく。子どもたちを多摩センターにあるファンタジーキッズリゾートという室内遊園地施設に連れて行った。
ショッピングモールとかによくあるやつの巨大版です。我がホームタウンにもこういうのあるのだけど、その規模が全然違う。上の写真でストレートの通路ではるか向こうに壁が見えてるあれくらい広いです。
滑り台も大きいのがふたつ。あとは室内だけど滑車がついてるターザンロープがあったりボルダリング、砂場、電動カーなどもある。
デカブロックで身長くらいの高さの家を建設していた。これも平日でライバルの子どもが少ないからほぼ建築資材を独占してできた。
あと女の子ならではというか、貸衣装の着放題もある。これは男の子は興味ゼロだけど女の子好きなんだよね〜。
3回衣装チェンジしてもタダ!スタジオアリスなら衣装はタダだけどここからの写真台が半端ない!でもここはコミコミ!ああよかった。
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4日目。午後から雨予報だったので午前中でなんとかなりそうだった町田リス園に行った。
もともと平日な上に雨予報なので客はほぼゼロ。テレビ局の夕方のニュース番組がなぜか取材で待ち構えていて撮っていいかと言われ、なんか可哀想なのでOKを出した。でも後で確認したらボツってた様子。
ここはずっと前から来たかったのだけど交通手段も難しくなかなか手が出なかった。車がある今なら楽勝である。実際、安いし期待通りの楽しい施設だった。
味があっていいよな〜。
井の頭動物園にもリスのケージがあるが、あっちはまず寄ってこないのでこの町田リス園のリスたちのグイグイさを体験するともう井の頭動物園には戻れない(まあ行きますが…)。晴れた日だったらもっといろいろなリスの様子を見られただろうけど、それを差し引いても良かったですよ町田リス園。なお交尾してるリスがいて「なにあれ」と娘が言ってたが見なかったことにしました。
帰りに昼飯がてらで南町田グランベリーパークに行ってみた。アウトレット、おもしろくね〜〜。冷静に考えたら別に買い物したいものが無いんだよな。ちいかわのぬいぐるみとかガンプラとか売れよ。
ご飯はフードコートスタイルだったので便利だった。そしてゴンチャをなんだか久しぶりに飲んだが美味いな。タピオカ、流行るんじゃね?とちょっと本気で思った。
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5日目。東京サマーランドに行った。
本当は初日に行こうと思ったのだがチケットを買いミスしたのと暑すぎはそれはそれでヤバいのではと思い日をずらした。でもこの日は曇りで気温も30℃を下回り水温は結構低い状態に。暖を取る風呂みたいのがあるのだが、この日は一番そこが大盛況だった。
東京サマーランドは息子とは2年前に1度来たことがあるが娘を連れてくるのは初めて。娘は色々試すというより気に入ったものを延々とやるタイプなので、ここではずっと幼児向けの滑り台みたいなやつをやっていた。50周くらいしていたと思う。マジで。
知らねーYouTuberとコラボしていて「知らね〜」とずっと思いながら過ごした。マジでただのガキじゃねえか。誰だよ。
それはそれとして息子も2年前よりはだいぶ機敏になった。
寒かったけど夏のメインイベントっぽくもあったので楽しめてよかった。でも高っけぇんだよなあ。コインロッカーも400円取られるし、ドライヤーも100円取られる。入場料数千円とかは諦めるがこういう風に地味に高いものが結構精神にコタえたりするのだ。
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6日目。子どもたちの新コロワクチン2回めの日。
娘は5月に5歳になりワクチンを打てるようになったのでこの第7波の直前に1回めを打っていた。息子も2月にコロナにかかったばかりだが、同じタイミングで打っておこうと判断した。で、その2回めである。副反応のために基本的に家に待機する日と想定したが、打った直後は元気なので府中のゲーセンに行ってみることにした。
YouTuberのロケでたまに使われるタイトー府中くるる店。クレーンゲームが国内有数の量あるらしく、設定も比較的アマいらしい。実際自分もセイキンの動画を見て来てしまったので宣伝効果バリアリですね。
10円でプレイできる台があるのが嬉しい。子どもにテキトーにやらせて失敗しても痛くない。いくらでもやってくれ。
もともと1万円くらい使う覚悟で、と最初に決めてやったのだが、1500円くらいでちいかわのぬいぐるみが3つ取れてしまい、これイケるんじゃねと色々手を出したらやっぱり負けまくって結局1万円くらい使ってこれだけになりました。本当に欲しいプライズ品があるならメルカリで買ったほうがいいと思います。
7日目。副反応の様子見としてスイミングを休みにし、でかけないと決めている日。
家でのゴロゴロがヒマすぎて思わずSwitchの「アソビ大全」を買ってしまった。パッとソフトを買えてしまう現代、こわいね〜。やってみたら知らないボードゲームも結構ある。このルドーというスゴロクもシンプルながらなかなかハマる。でも51種類のアソビと宣伝しておいてかなりの量がトランプの遊び方に依存しているとはちょっと肩透かし感だ。トランプは全部込みで1種類のアソビかと思ってたのに……。まあ値段も安いし買っておいて悪くはないソフトかな。
トータルでは子どもをヒマさせない夏休みができたと思う。自分の立場からしたら完全に「家族サービス」なことばかりに終始して自分が何するみたいのは一切無かったけど、今は全然それでいいし、何なら家族サービスしたいと思っているくらいなので何ら不満はない。馬とか犬が人間のために働くのが幸せなんですみたいに言われている(本当かどうかは知らん)のと同じ解釈ですね。
若い頃には「子どもがいたら自分の好きなことできないのコワ〜〜」とか想像していたし事実そうっちゃそうなってるのだけど、しかしそれに対する自分の気持ちや解釈が変わることは想像できていなかったなという内省も含みます。少し話は逸れるけども例えば昔の事象や出来事を「今の」価値観や尺度や法、あるいはお気持ちを基準にして批判したり裁いたりみたいな言説は本当に視野が狭いなと思ってしまうのに近くて、モノサシ側が変わることも想像の材料のひとつにしないといけないわけです。逆に今騒がれてるようないろいろな価値観も、未来に振り返ると「あれは異常だったね」「確実に狂ってるが何なんだろうね当時(2022年)の人は」みたいに言われている可能性もあるわけです。自分だけは絶対不変/普遍であるみたいな人が結構多いのはなんでしょうね。ライジンオーかいな。