日記を毎日書かなくなるとガラガラと崩れ行くように一週間、一ヶ月と間が空き、季節が空いた。なんか昔のホームページとかmixiとかもだいたいそういう感じだよね更新間隔が空くのって。要するにコレが生活習慣から外れるとずっと外れるし、習慣に入っていれば続くということだ。それは過去の2、3年は毎日日記が続いた事実からわかる。
まさかTwitterがあんなふうになるとは前回更新時に思いもしなかったけど、いよいよ本当にTwitterことXになにか書く気が失せているので、旅行中の旅行チラ見せX的なこともする気になれなかった。でも自分が自分の記録をあとで参照することも結構あるので軽く書いておこう。なおこれはリアルタイムの話ではありません。つーか春休みのことは遂に一切書かずにここまで来てしまったな。
夏休み前半戦は千葉方面の旅行。車買って大活躍する期間のひとつです。
まずは先の写真を撮った木更津のアウトレットでサンダル買ってメシ食べる。天気とヤシの木のせいでもう外国来た感覚になっていた。
そのまま大多喜にある古民家一棟貸しみたいなところに泊まった。古民家なんだけどほとんど虫も出てこず、エアコンもきちんときいて、リノベすべきところはしてある超良い宿だった。最大で15人位でも泊まれるらしく、数世帯での合宿っぽいこともできるのでいつかやりたいな〜。
目的は田舎体験みたいなことで、施設の方に案内してもらってちょっと専用の畑を案内してもらったらすぐバッタとかカマキリとかが沢山いてびっくりした。バッタとか東京の暮らしだと全然見ないし出たとしてもビビってしまうけど、息子も娘もバッタ捕まえたり持ったりすることもできて意外にワイルド環境におかれれば人はすぐ順応するもんだなと納得するところ。
野菜の収穫もやらせてもらった(有料プラン)。オクラの実?がああいうふうになっているとは知らなかった。ああいうふう、がどういうふうか気になる方はググっておいたほうがいいですよ。
敷地内にはザリガニ釣りできる池もありちょっと試してみたり、虫やカエルを探したりとかいわゆる田舎の遊びのようなものが体験できた。わずかな時間ではあるが、もはや現代人は帰省する「田舎」すらなく、それこそ『ぼくのなつやすみ』みたいなゲームで体験するようなレベルの「体験したことないけど知ってる日本」になりつつあるので、それを体験できたのは貴重だと思う。
一見山中のようだけど実は車で5分でスーパーもある場所なので、収穫した野菜とか囲炉裏で買ってきた肉をろばた焼きしたりとかで夕飯。大人数で来ればBBQや自炊もできるのでそういうのも楽しそう。
夜の様子。正直もっと虫がいまくると覚悟していたが、暑すぎるせいなのか管理が良いのか(ゼロではなく、アリとか小虫とかはいるが)想像よりは全然清潔。特に寝室は虫ゼロだった。築200年の建物でこれはすごいな。
花火もできるのでやった。東京ではそもそも花火をやれるところ自体がないのでこれまた貴重。ただ、2000円くらいのファミリーパックに入ってる花火、全部ワンパターンで半分くらいで飽きる。
以下はこの宿の写真です。
めっちゃいいでしょ?
気に入ったけど結構高いんだよなぁ……。どこかのオウンドメディアさん、ここレポート記事私書けます! 取材扱いで行かせてください!
2日めは勝浦に移動。大多喜から勝浦へは1時間もかからない。目的は勝浦の三日月に宿泊すること。子連れ旅行には三日月!というのが定番になり、すっかりミカヅキャー(MIKAZUKIer)な私です。木更津、鴨川ときて今年は勝浦に泊まった。あーでも結論から言うと木更津の三日月が一番いいです。
勝浦三日月の特徴は目の前が海水浴場ですぐ海インできることと、この勝浦ウォーターアイランドという海の上のアスレチック的なもので遊べること。
これは部屋からの写真だけど、海に浮かんでるアレがそれです。
濡れてるのでツルツル滑るし、落ちたら海である。水深は140〜180cmくらいだろうか。自分はチビなので足がつくところもあれば無理そうなところもあった。子どもは大抵のところは足がつかなそう。なので滑って落ちるとそれなりに恐怖を感じるし、自分も保護者として息子に付いていかねばならないが体力が追いつかない。
こういうのも全部ツルツルなんですよね…で落ちたら海、足がつかないかもしれない、と。ライフジャケットは着てるし監視員もいるけどそれでも怖い。
途中からもう息子に付いていくのを諦め海から息子を監視。なお小学生以上からだけど怖がりだと低学年はまず無理だと思います。実質まともに戦えそうなのは中学生以上くらいな感じ。
海水浴場としては遠浅で激しい並も来なかったのでまあまあ。というか子どもたちは「海水浴」は初めてなので、海の良さや怖さをよく体験してくれればそれで十分です。
天気が急変して雷が来そうということで海水浴が禁止になり、三日月のプールに移動。ゼルダみたくそんな簡単に雷なんて落ちないと思うけどまあ仕方なし。
3日めは朝食を速攻で済ませ、チェックアウトまでの時間でまた海へ。初日の海がやや消化不良に終わってしまったので、「また来ようね」と言うほど正直海には来たくないのでここで海に未練を持ってほしくないという思いがあった。
朝からの海はまあまあ水が冷たかったが、人もいないしザブザブと浮かんでいるだけで良い。ワカメみたいのが大量に足に絡んだりしてきてウザかった。あとアニメとかで海で泳ぐ練習とかしているシーンあるけど普通にあり得ないだろと改めて思ったりした。泳ぐならプールだ。
ホテルをチェキアウした後、近くにある勝浦海中公園というところに行った。もう帰るだけの前の消化試合的なイメージで行ったのだけど、これが案外楽しかった。砂浜とはまた別の、干潮時の干潟みたいなところを歩いたりすると小魚やカニやウニがいたりしてそういうのを探すのだけでも良かった。娘は砂に混じった超小さい貝(本当に小石レベルに小さいやつ)とかを探していた。
こんなに沢山拾ってた。性格が出るな〜。
ここが勝浦海中公園の展望塔。海中まで繋がっている。
あまり期待しなかったが餌付けしているのか魚がワシワシと見れてここも意外にも面白かった。ホームページにて水の透明度に応じて料金変動する旨の案内があり、一番見えるときで大人980円、一番見えないとき(透明度0m)で大人160円というシステムも面白い。でも160円でもギリこれなら見える気がするぞ。わかんないけど(この日は980円の日)。
そんな感じで山→海のアクティビティを一挙に千葉だけで済ますという快挙。
それでいて独りよがりでない、移動時間も子どもの体力に合わせた短めにし、いざ天候や体調に想定外事象が発生した場合にもなんとかなる余裕と応用力ももたせた、まさに旅慣れた私だからこそできるプランニングである。
お帰りの際に・・・は潰れた施設のご案内。こういうのは心にきますね。
勝浦で「ビッグひなまつり」というイベントをやった?やってる?らしくワラタ。ビッグひなまつり。
帰りがてらは適当な店でご当地B級グルメの勝浦タンタンメンを食べた。
勝浦タンタンメンのルーツを見ると、本来のタンタンメンの調味料が手に入らず代替として作った……的なもので、「うん、確かに」という味だった。意味は実際に食べて確かめてください。
これで一旦は帰宅。
翌日から妻は仕事があるので3人で夏休みの続き。
この日は有明にある「そなエリア東京」というところに急遽の思いつきで行ってみた。有明ガーデンの近く(ちょっと歩くけど)なので車を有明ガーデンに停めて徒歩で訪問。
ここは災害時の体験学習ツアーと題して、災害用品の紹介や災害時にどういった設備が活きるか、どういう備えをするか、などなどといったことが学べる。結論から言うととても素晴らしい施設で、しかも無料なので東京の全子育て世代は一回行っておきなさい(命令)。
首都直下型地震が来たときの想定みたいなジオラマルームがあるんだけどここが妙にリアリティがあって怖い。子どもたちもちょっと本気にビビる感じがあり、そういう真剣さが伴ってこそ勉強になると思ったりした。
写真で見ると大したことないかもだけど、実際はニュース映像(再現)とかサイレン音とか常に鳴っていてなかなかに緊迫した雰囲気がある。特に息子はともかく娘は本当に怯えている感じもあって、この後の災害設備の見学なども本当に真剣に見ていた。
シン・ゴジラで使われたという対策本部的な部屋も見学できる。ここはイザというときは本当に使われるオペレーションルームらしい。
帰りに有明ガーデンのGiGOに行ったら本当にクソすぎてひとつも取れずびっくりしたのでデックスのレジャランまで寄り道した。
デックスのレジャランはなかなか良心的でした。
↑有明ガーデンのGiGOにいったときのおれの顔の再現です。
次の日は多摩センターにある室内遊び場のファンタジーキッズリゾートに連れて行った。去年も同じことしてたけど、ここは楽だし暑さも関係ないから良いのですよ。
ここで回転から15時前くらいまで遊ばせて、
その後隣にできた「エブリデイ多摩の国」という巨大クレーンゲーム専門店で遊ばせ、
クレゲで取った野菜で子どもたちとカレーを作りました。
息子ははやくも小4で、家族旅行に付き合ってくれるのもあと2、3年がせいぜいでしょう。自分も中1か2くらいで嫌んなったと記憶してるので。そう考えると貴重な時間だ。というか今はもう塾に通って結構な時間勉強をしているので本当に時間の使い方を考えてしまう。そんな感じですぐ時が過ぎ去っていくのです。