定期的に仕事で大阪に行くので、そのついでで東京〜大阪間で自由時間を無理矢理作り出す。
名古屋に記事ネタ拾いに寄りウェルビーに行ったら某氏にバッタリ出くわした(書いていいのかわからないので書かない。東京の人)。ハダカのところじゃなくて良かった。知ってる人と風呂ってあまり入らないから……。
その後は静岡に行く。インターネットが趣味の人間たるもの、インターネットだけ見ていたら「食ったら今までのハンバーグが過去になる」くらいの勢いで賞賛される「さわやか」に一度は行かねばならない。今日がそのタイミングだと思ったのだ。
さわやかの入店待ち方式はなかなか良くできている。店頭のiPadで発券した人だけが待ち行列にエントリーでき、Webである程度の待ち時間と組数がわかるので、その間買い物なり散歩なりができるからあまりストレスにならない。自分も数字だけだと1時間待ちだったが、その間周辺の散歩をして店に戻ったらスルッと着席できたので待った感じもしなかった。
評価が高いものは、評価が評価を呼び、それは過剰な「褒め」になっていく。そういう寓話もよくあることをぼくらは知っているが、特にSNS時代はそうなのだろう。
最近だと映画『カメラを止めるな!』が大好評だったが、初期に見た人とある程度評判が行き渡った後に見た人のトーンが明らかに違った。後者は「言うほどでもなくない?」となる。明らかに世間の評価が雪だるま式に膨らんだ状態、褒めの複利効果とでも言う過剰な褒め状態で、それを期待して見た結果かえって冷めてしまっているのだろう。
初期に見た人が50を期待して100が出てきた。100だ110だ120だとだんだん評価が膨らんでいく。そうすると「120を期待したのに100くらいじゃない?」となる。多分誰も悪くないのだけど、こういうのが現実なのかもしれない。そして、それを避けてより人生を楽しむなら、アーリーアダプタの人が褒めたらとっとと自分も行ってみる、つまり流行に全力で乗っかりに行くのが正解なのかもしれない。
さわやかに関する感想は以上です。(美味しかったよ)
鉄道で行ける最も近い「さわやか」は、JR静岡駅から歩いて行けるセノバというショッピングビル内にある。そこにはローカル線、静岡鉄道の新静岡駅も入っているので、そのまんま乗り鉄旅に出ることにした。最近はこういう風に計画性ほぼ無しの旅が好きなのだ。
静岡鉄道の終点、新清水駅。ちなみに新清水も新静岡も新幹線は停まりません。鯛焼き・たこ焼き屋の廃屋が悲しい。新清水駅〜JR清水駅はちょっと離れているのでさんぽに丁度よい。
かわいい。
これは新清水のあたりにある喫茶店・富士。この日は休みのようだった。
たのしそう……。
オトコノコってこういうのが好きなんでしょ?(はい)
飲めないのに飲み屋街が好き。飲める人と夜歩きたい…。
貨物列車が通る。コンテナ貨物は最大26両編成だと覚えておけばモテる(モテない)。興味無い人は「なげ〜〜」ってイライラしてるでしょうね。
最近旅先で喫茶店見てもスルーすることが増えてしまったけど、清水の富士は佇まいも中の雰囲気も良くて久々に心が沸き立ちましたね pic.twitter.com/2P9kebIkMl
— 赤祖父 (赤ソファ) (@akasofa) October 5, 2019
こっちは清水駅よりの喫茶・富士。
商店街のようになっているんだけど、建物がこのように二階がでっぱってアーケードを構成するような造りになっていて良かった。本当はずっとアーケードっぽくなってたんだろうけど今は歯抜けばっかりなんでしょうね。
この後は清水からもう一回静岡駅に戻り、繁華街を歩いたりボロボロの銭湯に入ったりしつつして、こだまでのんびり帰宅。あとさんぽで得た小ネタはTwitterに投げたりインスタにアップしたりとかしてます。なかなか一人で出かけるタイミングもないが、たまにこういう時間が無いとダメですね。良い気分転換になった。
コンビニに寄って出たらケバ目の女の人に「すみませんケンさんですよね?」と声をかけられ、違うというのに2、3回食い下がられた。あれ出会い系かパパカツの待ち合わせ場所にケンさんと偶然服や見た目の特徴が同じぼくが居たということなのかな…
— 赤祖父 (赤ソファ) (@akasofa) October 5, 2019
逆にケンさんのフリしたらどうなっただろう……。お金払う感じになったのかしら。