息子(5歳)が描いてきた絵というか文章。「ユメ ブチコワス コワス メモ→」
めちゃめちゃ笑ったがその後ちょっとヤバイのかと思い本人にヒアリングすると、これは「夜に見る夢」のことらしい。(まだ)よかったよ将来の夢の意味じゃなくて……。
これはもはや意味をなしてないし、本人に聞いても「?」だったので意味はないらしい。
タッチがカワイイ。こういうのはヘタウマに大人が描いてもマネできない線。
マジで”クマのぬいぐるみ”じゃん…息子に教えてもらって今初めて知った…… pic.twitter.com/RX7BDrLaZ5
— 赤祖父 (赤ソファ) (@akasofa) 2019年11月29日
これはマジのマジで知らなかった。確かにディズニーアニメとジブリアニメは基本的に見たことがないのだけど、ひょっとしたら常識として知っているレベルなのではないか。もうすぐ40歳にもなろうという人間が知識で5歳に負けることもある。それが面白いというか、そういうものなんだよね「知る/知らない」って。
皆様も経験があると思うが、イイトシして漢字の読み方を間違えていたことに気付いたり、カタカナ語を間違えて覚えていたり、コトバの意味を間違えて捉えていたりした、ということに気付いたとき、その「間違い」「無知」自体よりも、
「その間違いに人生xx年、今の今までよく気付かずに過ごして来れたな自分!」
「何回も気付くべきタイミングがあるはずなのにそれをかわし続けてきたのか!!」
「むしろ気付いていた人たちに指摘されずスルーされ恥かき続けていたということか〜〜〜〜〜〜!!!」
というショックがある。こういうのをぼくは「知識の忘れ物」と呼んでいる。
白湯は「さゆ」というものものあるのに「パイタン」一択だとずっと思ってxx年生きていた人。典型的な知識の忘れ物。
エクリチュールを「エリクチュールが…」と聞いていて、回答者も誰も突っ込んでいない。多分目が滑って間違えていること自体に気付いていない。いつかエラー訂正が入るだろうか。
エリクチュール。HP/MPが完全回復するCiaoちゅ〜るみたいな。
勿論、専門的な知識なので知らなくても恥ずかしくない、ということもあるが、逆にコレのように専門的なジャンルの中では間違えていたら致命的というのもある。ネットバトルで相手が用語を間違えていたらもうそれだけで劣勢だろう(そもそもネットバトルすんなという話だが)。
しかし、50過ぎの会社の上司が結構漢字の読みを間違えて覚えているんだよな。指摘してもいいけど可哀想で言えない、というのもめちゃめちゃわかる。直接指摘できないので、基本的にスルーしているか、こちらが「同じ漢字を正しい読みで音読することで暗に気付かせる」手法をとるくらいだ。ぼくはここにビジネスチャンスがあるのではないかと思っているぜ起業家サンたちよ。