マザー牧場に行ってきた。
途中の山道で娘がゲボを吐いてテンションが最悪だったが、少し休んでお菓子を食べたら回復してくれた。良かった。親のおしつけで子どもが楽しくないところに連れてきて「せっかく来たのだから楽しめ!」と強要するという最悪の展開はなんとか免れた。結論から言うと子どもたちも帰りには楽しかったという感想をくれたので良かったです。
なんといっても広大。食事とかアイス売り場、土産売り場とかは混んでるので敢えて避けたが、これまた密感ゼロの安心スペースだった。弁当を持っていけばよかったかもしれない。
娘はまだちょっと怖がりなのだが、ひつじクラスなら大丈夫そうだった。ただエサを手であげるのはイヤみたいで親の手をグイッと皿代わりに使ってエサを与えていた。
ひつじの鳴き声は人間がメエーと言っている声に近くて面白い。一頭一頭声も違うのでマジで知ってる人がメエーと言ってるようなメエーが聞こえる場合もある。
1日1回だけ開催のひつじの大行進イベントを見る。昔は軽視していたのだが、ちゃんとテーマパークに行く場合は予習を綿密にすべきだ。最近は動画でもvlog紹介とかしている人が多いので時間の許す限り予習したい。でもディズニーランドは本当に難しいのでいつかいくときは誰かにレクチャーしてほしいな……。
牧羊犬がひつじを追い立てて目的地まで誘導するやつを見た。犬の賢さに観客も感服するばかり。自分はこの犬とひつじを見ながら「コミケのスタッフ名言集」を思い出してしまったので色々ネットの毒を抜かなきゃな〜などと思ったりした。
お触りもできた。毛布みたいと言っていたがだいたい合ってるな。
ウマのコーナーは大きいお友だち的な感じのやつがデュフデュフ言いながら写真撮ったりしていた。たぶんウマ娘効果ってやつだと思う。
牛コーナー。
牛舎はやっぱり臭い。ウンコと尿とゲップだかのニオイがしんどい。これが現実なんだなと痛感する。こういうのはしばらく現場というか現実をみてないと忘れてしまいがちで、なんかキレイな面とかかわいい面とかばっかりに注目しちゃうんだよな。
ところで、普段ホットクックで煮物を作るだけで「オエェェエ」とか言うほどニオイに敏感な娘は牛舎は全然大丈夫だった。なんなんだよ。
牛の乳搾り体験もできた。自分は人生で2、3回めくらいだった気がするけど子どもたちはもちろん初めて。これだって時間にしては1分にも満たない、しかもまあ地味というか大したことの無い体験ではあるんだけど、記憶と経験という意味では一生モノなのである(自分も「なんかやったことあるな」という記憶はずっと覚えているし)。
帰り前に出口で記念撮影。娘は私の服で小ボケ。どうも記念撮影のときもいつもポーズをふざけるしそういう笑いが好きなタイプなんだなと。ゆりやんレトリィバァが着てた星条旗の水着買ってやろうかな。
(急に寒くなったので息子には予備で持っていた服、娘には私の服を着せています。常に1枚羽織れるものをリュックに入れているオタクなので…)
帰りに車に乗ったらその瞬間から雨が降ってきて、久々に日頃の行いの良さを実感。
話それるけど、こういう服1枚は常に持っていると便利ですよ。夏でもかばんの中に1枚入れています。