車を持ってなかったのでカー用品店、イエローハットとかオートバックスとかそのたぐいには一度たりとも行ったことが無かった。親や友人の付き添いでもなかった。人生初めてのカー用品店に行ってきたのである。前も書いたかもしれないが不惑過ぎても人生初ってことは結構まだまだ残っているものだ。
しかしまず、売っているものの意味がわからない。オイルに添加剤、こんなに種類があるし、だいいち実家にいたとき、エンジンオイルの交換なんて親はやっていたのだろうか。車のことに興味がなさすぎて基本的にメンテナンスフリーみたいに捉えていたが結構あちこちに手をかけないとすぐぶっ壊れるらしいのでこういうのも気にする必要があるらしい。
自分の人生においてまったく関係なかったジャンルが急に関係してきたとき、とりあえず関係する大型店舗に行って情報を得てみる、というムーブ、なにか懐かしさを感じたけどあれですね、子どもを授かったときにとりあえずアカチャンホンポに行ってみたときのあの感覚だ。あのときも、こういうものああいうものがあるのか〜と新鮮だった。まさか電動ゆりかごとかあるなんて知らなかったし、新生児の量販される服はほぼ50とか60からスタートするのか〜とかそのレベルで知らなかった。
今まさに、車を買って自分ごとになったので、カー用品ってこういうのがあるのか〜という新鮮さがある。興味を持てている。なんとなくCMで知ってたガラコとかクリンビューとかもあった。車にポピーは無かった気がする。
ところで、車に謎の浜崎あゆみマークが付いていたりE.YAZAWAのロゴが付いていたり、あとは謎のセンスゼロのステッカーを付けている車を見かけたりするが、ああいうのはどこで買うのだろうと長年疑問だった。その答えがここに一部あった。
そう、普通にカー用品店に売っていたのだった。車のロゴエンブレムに剣の装飾とか勝手に「ヴェルファイア改」とかにするロゴシールやばくないですか。
キティさんのグッズも大量にあった。AYUのMマークと相性が良さそう。
客層も「あ、カー用品店だな」という感じの人ばかりだった。なんというか、ファッションセンスが「車好き」を体現しているというか、具体的に書くと結果的に悪口になりそうだから控えるけど、「あ、車好きそうですね」って感じが出てるんですよ。何が悪いとかそういうのじゃなくて、店と客層って露骨に「出る」なという感動があったという話です。
じゃあお前は何なのだという話だけど、車用のグッズがあるのを確認しつつ、ガラコとか車用のファブリーズとかドリンクホルダーに入るウェットティッシュとかそういう小物類を沢山買いました。レンタカーではまず買わないもの。あとはネットで傘入れとかゴミ箱とかも買って、マイカーならではの利便性を高めようとしている最中です。
で、じゃあ買い物の一番の目当てはというと、こういうやつ↓でした。とてもじゃないけど車好きの人はダッセーと思ってると思うのでまず買わなそう。
まだ買った車の車幅感覚が完璧じゃないと思っていて、具体的に目視できる用に買いました。多分バカにされるんだろうけど初めての自分の車なのだからちゃんと幅の感覚を掴んでおきたい。だから当面これを付けておいて、感覚を身につけるまでは気にしない。
……そういえばAYUのマークとE.YAZAWAのステッカー結局売ってなかったな。あれはどこで売ってるんだ。
