夏季休暇初日。今年の夏休みは「何もしなかったなぁ」という日をゼロにする目標を持っており、たとえ掃除や家事であってもそれは内心の充実感があればよしとしているので、数年サボっていた無垢材家具オイル塗りをした。実際のオイル塗りなんて全然簡単なのだけど、それを始めるまでの準備と片づけが全体手順の8割を占める。まあ仕事というのは大抵が計画と準備がしっかりできていたら成功し、逆にそこが疎かなものが失敗リスクをはらんでいくものなので、本質たるオイル塗りは一瞬で終わってもこの作業の呼称は「オイル塗り」なのである。
色々派閥はあるだろうが、ぼくは以前からずっとワトコオイルを愛用している。このアンティークパインを使ったテーブル(以前は二人用ダイニングテーブルとして使っていたが今は自室の仕事用デスクとして使っている)は相当味があって、ボコボコしていてテーブルとしての実用性はちょっとアレなのだが古材ならではの味が気に入っている。もう10年選手になるがたまにオイルで潤いを与えてあげれば一生使える感じがある。
右はテレビボードで、これはCreemaでそういう感じの家具を売ってる業者から買った。こちらは古材でもなく使ってる木材もフシがめちゃめちゃあるあまり素材の良くないやつなのだが実用には問題ない。
午前中にオイルを塗り終わって夕方前までに感想(本当はもっと置きたい)、子どもが帰ってくるまでに散らかした部屋を復元して何事もなかったようにする。別に隠し立てているわけでもないが、単純に服を汚されたりとかいうリスクがあってややこしいのだ。子どもがいると掃除とか家事がまともにできないというケースも少なくないので決してサボっているわけではないのだ。わかりますよね。
仕事をしない一日というのはとても充実する。充実しなくても充実するかもしれない。しかしずっと仕事をしないと働きたくなるのかもしれないな。もし不労所得があって働かなくていいならマジでYouTuberをやってみたいものだ。
しかし子のいない頃の夏休みは長期で旅行に出たり、それこそ海外に行ったりしていたが今やすっかりご無沙汰だ。車中泊できる車を買ったので息子に車中泊旅行を提案したら「車のニオイが嫌だからイヤ」と言われた。そればっかりはなかなか難しいところだ…。
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夜は息子と銭湯に行ったらその銭湯は体にイラストが入った人もウェルカムなところだったのでイラスト入りのお客さんがたくさんいた。
以前も書いたが割と気配りのできる息子、イラストを最初はまじまじ見つつも、そのうち見ることも良くないと判断して空気として扱うことができた。
イラスト入りの人もサウナや風呂を楽しみたいのはわかるけど、こうして禁止になってない銭湯に集うようになると一層イラスト入り人工密度が上がるものなのだと理解した。なのでこの銭湯はいらすとやの人たちに譲って我々一般人は別の銭湯いきましょうかね……。