赤祖父マップ

ただの日記です。

日記20210824/シャチのマッチポンプ

鴨川シーワールドに行った。

※この日付で行ったわけではなく振り返りです。

 

鴨川といえばシャチショー。近くに宿泊したこともあり人の少ないうちに入場、シャチのショーも普通に行くと満席で見られないのがほとんどだが、この日は2回目の10時の回に席を確保できた。シーワールド自体は2、3回目だった気がするが、シャチを見るのは初めてだ。あまりイメージが無いが、シャチがショーをする水族館は鴨川と名古屋だけのようで、ほかの水族館はイルカやアザラシといったワンサイズ小さい海獣になる。

 

f:id:akasofa:20210824010320j:image体長10メートルに迫るこんなのが、

 

 


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飛び込んだらそりゃこうなるわな。

iPhone12mini、防水でよかった!

 

 


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我々も直撃を食らって、特に娘は大泣き。他にも泣いている子どもがいた。シャチ、大人の感覚だと「子どもはきっとキャッキャ喜ぶだろうな」と思っちゃうかもしれないけど、普通に過酷です。小さい子にはオススメしない。もちろんマスクもズブ濡れでした。

 

 

別の人の動画を見たらもっとエグく水をかけている回もあるようだった。シャチの調子次第なのだろう。

youtu.be

このようにシャチが明らかに狙って水をかけまくってくるのがイルカショーとの大きな違いで、イルカレベルを知って「そんなもんだろ」と思ってると痛い目を見るパターンである。パワーが違いすぎる。

で、会場ではこのゴミ袋のような簡易ポンチョを300円で販売する。これが無かったら完全に死んでたので安いものだが、それでも買わない選択をしている人もいた。可哀想だし、特に子供連れの一家は早々に退散していた。

会場のスタッフも再三に渡って「どこにいても濡れるかズブ濡れかの二択です」「傘は迷惑になるので止めてください、っていうか傘壊れます」「靴も荷物も濡れるし電子機器はしまって」と脅しまくるので、我が家も全員分購入したし(最初は子どもの分だけ買ったが最後は全員買った。買って大正解だった)、会場の立ち見席以外の7割くらいは買っていたと思う。水着で行く以外は買わないと死である。しかも塩水なので辛いし臭い。これはまさにシャチとシーワールドのマッチポンプで、シャチもかけまくってその評判をたてることでポンチョを売ろうという魂胆なのだ。マッチポンプというかポンプポンチョ(ポンプのように水をかけ、ポンチョを売る)か。

 

ところで、シャチと人間の絆……!みたいにショーの人の話なんかをよく見たことがある。確かに息を合わせて動いている様子は絆を感じる部分があるのかもしれないけど、自分はやっぱりあの動物がワンアクションをしたあとに必ずエサをあげるアレが「絆っていっても結局メシ目当てでは…」と見えてしまう。イルカもアザラシもああやってひとつ芸をしたらエサをあげているけど、動物はアレをやらないとどうしても芸を仕込めないものなのだろうか。まあ報酬目当てで働いているってのは我々も同じですからいいのだけど、絆っていうかやっぱりビジネスだよな、シャチ。

 

 


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ただ水族館部分は普通に水族館なので楽しめた。

 


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息子も「スマホ貸して!」と何度かぼくのスマホを奪ってこういう写真を撮っていた。ちゃんと息子のスマホかカメラもってくりゃ良かったな。そういう衝動は大事にしたいね。