今年から日記を制限することにした。今までは書くことがあれば毎日、サボる日もあるよ、という前提で進めたが、その結果自分の中で結局毎日書くことになった。書くことになった結果書くことがなくなって義務的になった。これは良くないということで意図的にセーブすることにした。セーブしたら時間が余ったし、1年間ハイエナズクラブの記事を書けなかったのに(ネタがあったせいもあるが)あっさり数時間で1記事書くことができた。
アウトプットの総量が念能力なりトリオン量なり霊力なり気なりいろいろな表現に例えて各個人によって違いがあるとして、その総量の中で何かを表現していくものだとしたら自分の場合この2年強は日記メインにしていたせいで他のアウトプットが疎かになったとも言える。ただ、手癖としてのアウトプットのスムーズさを獲得した自覚はあるので(緻密さや面白さなどの品質は度外視して、だけど)それは良かったと思っている。
今後は日記はある程度まとまった期間にして、また記事なりになるべき内容はそういう風にまとめたいと思っている。
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年越しからの日記。年越しは実家のある群馬に行っていた。
妻の実家(泊)→弟夫婦の家→自分の実家(泊)、と歴訪して帰っていくスタイルが効率的なので、これを2泊3日でやるのが定番になりつつある。
夏に帰省したときは道がめちゃめちゃ混んだので少し早めに出たが、大晦日の高速はけっこうスムーズで前橋の妻の実家まで2時間ちょっとで着いた。あまりに早すぎてサービスエリアで無理やり休んだ。例の無料でカップがチョコンと出てくる→別でお茶を注いで飲む、のやつをやりたくて飲みたくもないのに飲んだ。やりたいだけ、という行為は世の中によくある。
妻の実家ではクソ寒いのに洗車をしたり(息子の希望)イチゴを食べたりと他愛のない時間を過ごす。子どもたちが「実家に帰っているだけで楽しい」時期のうちはそれでいいと思っている。そんな時間も数年で終わるだろうから……。
千の風になって的なタオル。
どうも実家の風呂を借りるというのは気が引けるのでスーパー銭湯に行って自分と子どもたち含めてサッパリしてくるというのが定石になっている。夏にもそうしたが義姉の子を預かって連れて行った。この施設、中の床が異様に滑りやすくてめちゃめちゃ危ないので子どもたちにも気をつけるようにと何度も言っていたが自分がすっ転んで膝と尻と左手を擦りむいた。そして一週間経つ今もまだ治っていない。ジジイは治癒力が低すぎる。
「大晦日のあつ森カウントダウンイベントを見るぞ!」と意気込んでいた息子、ガッツリ寝落ちして起きない。このまま寝かせてもいいか……と思っていたら残り1分で起き、イベントを見たらまた寝た。
あつ森は実際時計をいじくればある程度イベントを見たりできるのだけど、それはしないことにした。そういうゲームの根幹を揺るがすようなことをやるとゲームが楽しくなくなるのは、自分がかつてプロアクションリプレイでセーブデータをいじったりした経験から思っていることだ。違法ダウンロード/コピーとチートはマジでやめたほうがいい。自分のためにも。
その後、うるせ〜カーテンの柄を眺めながら晩酌し就寝。田舎にいると東京より2時間夜が早いので、いつも休みの日は3時くらいまで起きている自分も1時には寝ます。
元日。
田舎の楽しみは新春のチラシ。よく見ると大して安くないなとか、福袋情報とか、地方のノリで載ってる知らない店の知らない店員の写真とか、面白いものはないかなと眺める朝がいい。
義母は口が悪く典型的な群馬の婆さんだなといつも思っているが、最近相続絡みでモメたということで呪いの人形を作って相手を想って釘を打ったということでそれを見せてもらった。マジでやってんじゃんと笑ってしまった。でもハギレじゃなくてちゃんと藁でやってほしかった。
弟夫婦の家に行く途中にしまむらでマイクラの福袋が出ているという情報を例のチラシで発見したので寄ってみた。福袋は売り切れていたが、マイクラの抱き枕を息子が欲しがったのでかってあげた。娘にもリカちゃんのパンツを買った。自分はワールドトリガーの玉狛第2の隊服が売っていたので160サイズ(子供向け)だったけど買ってしまった。そして買ってから気付いた。これは三雲や空閑の服ではなく雨取ちゃんの服であることに……。
試着したら完全にただのコスプレで普段遣いにも耐えないと判断した。これ着てるオッサン、ツラすぎるでしょとそっ閉じした。でも息子着てくれないかなあ。まだ息子にはちょっとデカいけど。
弟夫婦の家に行って甥っ子と遊ぶ。甥っ子は今1歳後半でとてもかわいい。自分の子たちもかつてこのくらいのサイズ感だったりムーブだったりしたんだなあ、とか、抱っこしてみてその軽さに驚愕したりとか、とにかく「忘れて」しまうのもまた子育てあるあるだなあ。
2時間ほど滞在してそこからまた別のスーパー銭湯に向かい、体を清めてから自分の実家に向かった。
自分の実家には弟が先に来ていて、再度子どもたちも一緒に遊ぶことになった。うちはもう打ち止めのつもりでいるが、幻の3兄弟って感じが可愛いんだなコレが……。でも金とかの問題は置いといて3人育てている家庭はマジで尊敬する。自分にもし3人めが授かったから……とか思うと相当しんどいと思うよ体力的に。なお、子どもがよく「弟(妹)が欲しい」みたいに言う的なのもあるあるかもしれないが、実際うちの娘に関しては「姉が欲しい」とアクロバティックなことを言うので実現してやる方法がなかなか難しい。養子をとるか離婚して連れ子のいる人を探すくらいしか思いつかない。
夜、父親が晩酌をしたがるので付き合う。娘が眠れないというので娘も一緒になって11:30過ぎまでやった。息子は眠りが早いのでもう寝ています。
大人の飲みの席に少し混ざる、という特別な時間もそういえば自分にもあったなと思い出した。
翌朝、マンション住まいでは縁のない灯油ストーブの使い方などを息子に体験させてあげたり、
庭の柚子(風呂用)やキンカンの収穫をさせてあげたり、実家ならではの体験をさせてあげた。と同時に、こういうこと自分もやっていたなあと思い出す。子育ては人生の追体験や答え合わせといった側面があるんだな。
実家を午前中に出て、東京に帰りがてら「むさしの村」に寄った。完全に気まぐれだったのだけど、ここも自分が小学生のとき遠足などで来たことがあったのと、せっかく来たのでちょっとでも遊び場とか帰省ならではのところに行きたかったのが理由だ。
中のレポートは記事にした。コンテンツ力が高くて、ツイートがバズったのでそれに乗じて速攻で記事を仕上げたら久しぶりにそれなりに読まれた。
ハイエナも正直どうすりゃいいんだと思っていて、みんな出世してオモコロの残りカスみたいな状態になり、要するに「ハイエナで書く理由」のない人ばかりになってしまった。ベースのPVも低いし報酬も低いここに書くよりはオモコロなりに書いたほうが読まれるしお金も貰える。ハイエナに書くメリットがひとつも無いのだ。それはよくわかる。ただドメインとサーバーを維持するための費用は十分残っているのでその手続は続けていこうかなと(個人的には)思っている。今年は投稿を増やしたいのだけど、まず投稿しにくいんですよね。はてなブログProとかに移行したい気持ちもかなり強いのだ……。
帰ったらビックカメラで買っていたあつ森switch福箱が届いていた。しかし内容がクソすぎて萎えた。これ定価ベースでも買った人の得分って2000円も無い。ひどい。あまりにひどい。更に言うと、元々息子と娘が同時にあつ森ができるように、と思ったのだが、「同じ島で共同生活をするには1台のswitch上でしか遊べない」という制約があり、switchを分けることは島を分けることになるということを知らなかった。買っても意味ないジャン、ということでこれは完全に不要物になった。
そしてカッとなって群馬から帰ってきた疲れも無視してヨドバシまで行って有機ELモデルを買ってしまった。後付で「これ誕生日プレゼントね!」ということにした。まあ息子もこっちのほうが嬉しいだろう。アレコレとセーブデータ移行をしたり(特にあつ森は制約事項があって専用の移行アプリまである)新たに娘のアカウントを作ってそっちに移したり(今までは親のアカウントで遊ばせていたが今後色々面倒そうなので)と地味にめんどくさい作業を経て、こちらを子どもメインとした。元々あるswitchは電池もヘタってきているが家でやる分には問題ないので主に親の私が使うものと位置づけた。これでスプラ3が出ても安心だ。
自宅で柚子風呂を早速やった。柑橘のフレーバーがとてもいい。引越してからバスボムも入浴剤も禁止していたので(風呂が汚れるのがイヤ)こういう変わり種風呂は久々で良かった。こういうちょっとした変化のエッセンスだけでもあると子どもたちは楽しむので、本当にコンナモンでいいのでちょこちょこっとした楽しみと変化を日常に付けていけたらいいなと思い改めるのであった。
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それでは今年も赤祖父をよろしくお願いいたします。