ひとりで原宿にやってきた。
竹下通りの人はコロナ前と比べたら相変わらず全然少ない。自分の記憶では休日の竹下通りはまともに歩けなかったくらいだったが、今は少なくともスイスイ自分のペースで歩けるので。
竹下通りの入り口ではよくわからんがグループ系YouTuberがなんかの企画やってる風味に見えたが全然違うかもしれない。とにかくあの通りの入口で若い女を品定めしてるように仁王立ちしている集団、もう存在自体がそろそろNGになる時代も来ているんじゃないかね。私も駅でキャバクラのキャッチが立っているだけでもうイヤでイヤで仕方がなくて（私ももう立派なオッサンで彼らにとっての「客」の範疇ではあるので当然声をかけてくることがある）立ってるだけで摘発してほしいくらいに思っているのだ。落ち着いて飲食店を吟味すらできないので本当に困るし、無視したら「無視かよ」とかたまに普通に不愉快なことも勝手に言ってきて、勝手に話しかけてきて勝手に不愉快にさせていくマジで害虫以外の何物でもないのだ。しつこくナンパされる女性の気持ちがこの歳になってやっとわかったのだと思う。最近までちゃんと理解できておらず本当に申し訳ありませんでした。
やってきたのはサン宝石の直営店、ファンシーポケットである。40過ぎのオッサンがひとりで入るのは正直憚られるが、娘が外に出たくないと言うので仕方がなかった。
そう、この店は今月で閉店するのである。とても残念だ。
そもそも半額でユーザーとしてお買い得だし、せめてもの支援になるなら……とやってきたのだった。閉店間際だと商品が残ってない可能性もあるので早めに来るのが吉だと判断した。
といっても娘本人がいないので想像であれこれを選ぶしか無い。本人が気に入らなければ着けてくれないので難しい。ただこれでも親をやってるのである程度好みは知っているつもりだ。
と、バカスカ買いまくってもマジの半額。前回は6000円超えたが今回は4000円相当ほど買い、その半額で1980円。本当に申し訳ないが有りがたい。めっちゃお得。いいんですか本当に。ちょっと店員さんに激励でもと思ったが普通にオッサンがそういう態度だすのキモいと思うし、常連客らしき女性客たちも惜しむようなトークをしていたので黙って退散した。これが一番正解でしょう。
帰ってきて娘に見せたら何点かは気に入って早速着けたりしていた。最近はポップなものより意外と大人びた宝石っぽいものとかを好みがちである。4歳なのにもう背伸びしてからに……。
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フィギュアとかの飾り棚が欲しいほしいと思いつつずっと買わずにもう8年近く経ってしまった。そしてようやく、ようやく、ようやく買った。
無印のアクリルケースの大きいやつが15センチくらいでちょうどフィギュアーツやガンプラHGが入るくらいになる。これでひとまずは十分である。飾ってるものは世界観がめちゃめちゃだが、まあいい。
とにかくホコリをかぶらないということだけでまずはいい。あとはさ、部屋の出入りとか仕事のときのちょっとの気分転換のときにチラッと見えればそれでいいのよ。
あとこのガンダムやザクは息子が作ったというのもあるし、手前のナノブロックも全部息子が作っている。そういうふうにただの制作物ではなく特別な意味を持つので、その点も良い。もっとはやくやればよかった。
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車で銭湯に行くようになって、いよいよ「常連がいつも持ってくる例のカゴ」みたいなグッズ一式を入れるやつを買った。ダイソーですけど。
ナイロンタオル以外はダイソー。シールはテプラで作成した。立派なものでしょう。それぞれ家で普段使っているものを詰め替えているので家と同じ感覚だ。このカゴを持って銭湯に来たらきっと常連だな……と番台さんも見る目が変わるだろう。
実際今日行ってきた銭湯はすでに何回も行っているが、店員の評判が比較的悪いことがGoogle口コミにも何件か書かれているのが玉に瑕なところだ。しかしこのカゴを持って行ったところすこし態度が「あ、いらっしゃいませ」的に変わった気がする。本当に気がするだけだけど。他の銭湯でもどんな変化があるか少し注視してみたい。
